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料理

すき焼きの鍋の種類やサイズについて、手入れの方法についても紹介

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すき焼きがおいしい季節になりました。
すき焼きをおいしく食べるにはどんな鍋が適しているのか。
鍋の種類についてや、どのサイズのものがよいのか。
手入れの方法ついても解説していきます。

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すき焼きの鍋の種類について

せっかく、すき焼きをするならできるだけおいしく食べたいですよね。
しかも、お肉をおいしく食べたいところです。
使う鍋によって味が変わるのであれば、鍋の選び方も重要になってきます。

すき焼きをする鍋の種類についてみていきましょう。

鍋自体には「土鍋」「鉄鍋」「アルミ鍋」「銅鍋」「ホーロー鍋」
あるいは電気製品で「グリル鍋」などもあります。
たくさん種類もありどれでもすき焼きをすることは出来ますが、やはりおいしく食べるには専用の「すき焼き鍋」がいいでしょう。

「すき焼き鍋」と普通の鍋との違い

「すき焼き鍋」は、見た目でも分るように底が平らになっており、深さも浅めのものが多いです。
口が広いのも特徴で口が広いので水分が蒸発しやすくなっています。
なので普通の鍋で作るよりも「水っぽく」ならずに作ることが出来ます。
そして蓄熱製と熱伝導率も高いのでお肉にも火が通りやすく、硬くなる前にいただくことができるのもすき焼き鍋の特徴です。

すき焼き鍋の種類

すき焼きに向いているすき焼き鍋の素材には主に3種類あります。
「鉄製」「アルミ製」「ホーロー製」です。

鉄製のすき焼き鍋

鉄製のすき焼き鍋は一番すきやきの鍋としてイメージが強いと思います。

メリット
◇冷めにくい
鉄製のすき焼き鍋は鉄器の蓄熱製が高いので一度熱が加わると冷めにくいのが特徴です。
また保温性もよいので温度のムラができにくく食材に均一に熱が伝わりやすいのも特徴です。
◇こげにくい
鉄器の表面は拡大すると細かい凹凸になっています。調理時に油分がこの凹凸の中に染みこんでいき、さらにそこに加熱された空気が入ることによって焦げ付きを防いでくれます。
使えば使うほど焦げ付きにくくなり使いやすくなっていきます。
◇鉄分補給
鉄器は調理時に表面から鉄分が人体に対し吸収しやすいイオン状態となって溶け出しています。
なので調理した料理と一緒に鉄分を摂取することができるので鉄分補給にも効果があります。
デメリット
◆重量がある
鉄鍋は重いので安定感はあるのですが、女性には洗ったりお手入れをする際に少し扱いづらいかもしれません。
◆手入れが必要
使用後にスポンジで軽く洗うだけで汚れて落ちる加工がされたものと違い、しっかりと手入れをしていかないと鉄が錆びたり、食材がこびりついたりするようになってしまいます。

特に南部鉄器のものは牛肉の牛脂とのなじみもよく熱伝導率にも優れているのでおいしくいただくのには最適です。
南部鉄器の鉄鍋でないと理想的な味が出ないとも言われています。

鉄製鍋はお手入れするのは大変かもしれませんが、使えば使い込むだけその家庭の味となります。
こげにくく熱伝導率や保温性も高い鉄製のすき焼き鍋、一家に1つは持っていてもいいと思います。

 

アルミ製のすき焼き鍋

メリット
◇軽さ
アルミ鍋の最大の魅力は「軽い」ということでしょう。軽いので扱いやすく、中に具材が入っていても持ち上げるのも楽で、洗うときも助かるでしょう。
◇熱伝導率
こちらも大きな魅力の1つですが、アルミ鍋は熱伝導率が良いです。
◇安価

比較的安く購入できます
デメリット
◆衝撃に弱い
その軽さのために衝撃が加わると変形しやすい素材です。ただ、アルミ鍋についたへこみがまた各家庭での味が出て良いのかもしれませんがw
◆しっかり手入れをしないとこげやすい
油なじみがわるいのでこげやすいです。使用する前にお米のとぎ汁か、水と野菜の葉切れを一緒に鍋に入れ煮立てると効果的です。
◆洗うときの注意
鉄製の物と違い、金属製のたわしなどでゴシゴシしてしまうとゆがんだり傷んだりしてしまいます。
◆酸やアルカリに弱い
食材を長時間入れておくのはやめましょう。
◆IH対応のアルミ鍋は温度ムラが出やすいです。

ホーロー製のすき焼き鍋

ホーローとは鉄などの金属素材にガラス質の上薬を焼き付け加工した素材になります。

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メリット
◇デザイン製
鉄鍋やアルミ鍋などはほとんどが黒一色のものですが、ホーロー製のものになると鮮やかなカラーのものがたくさんあります。
味だけではなく、見た目にこだわるのならいろんな物があるのでおすすめです。
◇遠赤外線効果
ホーロー製のものは遠赤外線効果が高く、鋳鉄タイプのものは遠赤外線効果がより高いのでお肉の表面に素早く火が通ります。
◇熱伝導率
熱伝導率も一段と高いのですき焼きをおいしく食べることができます。
◇お手入れがしやすい
臭い移りや摩耗にも強く頑丈で、汚れも付きにくい特徴があるので、手入れがしやすく使いやすい素材です。
デメリット
◆衝撃に弱い
落としたりぶつけたりといった衝撃には弱いです。割れてしまうこともあるので注意が必要です。
◆急激な温度変化に弱い
ホーロー製鍋は急激な温度変化には弱いため、熱していた物を急に冷やしたりすると割れてしまう可能性があるので注意しましょう。
◆重さがある
大きなホーロー製鍋になると重さがあるので、扱いにくい場合もあります。

「すき焼き鍋」はすき焼き以外にも使える

すき焼き鍋はすき焼き以外にも「パエリア」や「煮込みハンバーグ」なんかにも使えます。
また鉄鍋なので直火以外にもオーブン料理なんかにも使うといいでしょう。

 

すき焼きの鍋、サイズで選ぶ

いざ、すき焼き鍋を買おうと思っても、たくさんあるサイズに迷うところです。
家族の人数によって鍋のサイズはかなり変わってきます。

一人暮らしにピッタリサイズ

15㎝ 1人用(小)
16㎝ 1人用(中)
18㎝ 1人用(大)
20㎝ 1人用(特大)

夫婦2人にはこのサイズ

22㎝ 2人用(小)
24㎝ 2人用(大)

小さいお子さんがおられる家庭ではこのサイズ

26㎝ 3人用
28㎝ 3人~4人用

大きいお子さんがおられる家庭ではたっぷりサイズ
30㎝ 大人3人~4人分

などが目安になるでしょう。

すき焼きの鍋のお手入れ方法は?

鉄製すき焼き鍋のお手入れ方法

はじめて使うとき

①鉄鍋を水で良く洗い、水気をしっかりと拭き取ります。
②火にかけ、使い古しの食用油を鍋の半分ほどまで入れ、内側全体に油が行き渡るようにします。
③強火で加熱して煙が出始めたら火を止めて、コンロから下ろします。
④油を捨てて鍋の内側全体にまんべんなく油を染みこませるようにキッチンペーパーなどで拭いていきます。
⑤調理するときと同じように熱し、油を薄く引き、野菜くずを全体に行き渡るように弱火でじっくりと炒めます。
⑥炒め終わったら、ナイロン製ブラシや亀の子タワシを使って水で洗う
⑦火にかけて水分を飛ばす

こうすることによって鉄鍋特有の臭いが消え、油とのなじみがよくなります

こびりつきの防止

食材を調理する際は充分に余熱をし、余熱をしたあとから油を引いて調理をすればこびりつきにくくなります。

焦げ付きがひどいときは

鍋に水を入れ10分ほど火にかけ洗うと取れやすくなります。その後は水分を飛ばして油をなじませましょう。

錆び防止

使い終わった鍋を洗うときは洗剤を使わずに天然素材のたわしとお湯のみで洗うのがおすすめです。
洗った後は、コンロで火にかけて水分を飛ばしましょう。
ちなみに、食べ終わったあとに食材が残っていても次の日まで置いておくのはNGです。
他の器に移し、速やかに洗いましょう。塩分や酸が残っていると、それがサビや腐食の原因になります。

錆びてしまったら?

タワシや歯ブラシなどでこすり落とし、鍋に水を入れ沸騰させます。
これを2,3回繰り返して最後に水分を飛ばしたら油をなじませておきましょう。

 

アルミ製すき焼き鍋のお手入れ方法

アルミ製鍋も使い始めは鍋ならしがおすすめです。

①鍋に野菜くずを入れます
②水、もしくは米のとぎ汁を鍋の7~8分目まで入れます
③フタをせずに火にかけ10分以上沸騰させます
④中身を捨てて、柔らかいスポンジで水洗いしましょう。
⑤布巾でしっかり水気を拭き取って自然乾燥させます。

注意する点

・金属製タワシはNG
・腐食の原因になる料理には注意が必要です。梅干し、塩、醤油などを使った料理の場合は鍋に入ったまま放置しないようにしましょう。
・茹で卵の殻に含まれるカルシウムが黒ずみの原因になるので、そちらも注意が必要です。

鉄鍋ほどのお手入れはいりませんが、しっかりと手入れすれば長く使うことができます。

 

ホーロー製すきやき鍋のお手入れ方法

使わない方がよいもの

・金たわしや磨き粉、研磨剤が入ったスポンジも表面を傷つけてしまうのでやめましょう

・漂白剤も表面の光沢が取れてしまうので使わないほうがよいです。

焦がしたときの手入れ方法

「重曹」をつかいます
①重曹を焦げた部分にたっぶりつけます
②鍋に水を入れ、さらに油を2,3滴たらして沸騰させます。必ず水からしましょう熱湯に重曹を入れるのは危険です。
③沸騰したら火を止めて、一晩置いて捨てたらスポンジで洗いましょう。
もしくは
①重曹に少量の水を加えペースト状にします
②ペースト状になったものを柔らかい布やクッキングペーパーにつけてやさしく擦り落とします。
③何回か磨けばきれいに汚れが落ちます。

すき焼きの鍋の種類やサイズについて、手入れの方法についても紹介のまとめ

いくつかご紹介したすき焼き鍋ですが、家庭での用途によってどの鍋にするかを選べばよいでしょう。

あくまでも味にこだわるのであれば、やはり鉄製のすき焼き鍋がおすすめです。
特に南部鉄器のものは1つ持っておいてもいいと思います。

扱いやすさで選ぶのならアルミ製がやはり軽くて扱いやすいですね。

また、デザイン製で選ぶのならホーロー製のものにはおしゃれで鮮やかな色のものもたくさんあります。

そんなにしょっちゅうは食べることのない「すき焼き」。せっかくならおいしく楽しく食べたいですね。
鍋にこだわってみるのもいいのではないでしょうか?

すき焼き鍋の購入の際の参考になれば幸いです。

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