お正月に子供と家で遊ぶなら何をしますか?
家族や親戚が集まり、大人数になることもあるでしょう。
最近はテレビゲームやスマホのゲームが普及して家の中で遊ぶ遊び方も昔とはだいぶ変わりました。
そういったゲームでも大変大盛り上がりすると思いますが、昔ながらのお正月の遊びもいいのではないでしょうか?
お父さんやお母さん、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが小さい頃によく遊んだような正月の遊び。
福笑いやカルタはよく知られてるとは思いますが、他にもたくさんあります。
昔からよくされてきたお正月の遊びをご紹介します。
Table of Contents
お正月の子供の遊び、家の中では?
昔からあるお正月の遊びと言えば、たこ揚げ、羽根つきなどのイメージがあると思います。
最近はあまり見かけなくなりましたが、お正月の定番の遊びでしょう。
今回はそういった外での遊びではなく、家族や親戚が家に集まった時にできる家の中での遊びについてご紹介していきたいと思います。
・カルタ遊び
昔ながらのカルタ遊び、読み手1人と取り手に分かれて遊びます。人数が多いほどおもしろくなるでしょう。
色んなキャラクターの商品も販売されています。あとで詳しく解説します。
・福笑い
こちらも昔ながらの遊びですね。
顔の輪郭だけが書かれた紙に目隠しをして、顔のパーツを置いていく遊びです。
できあがりの、顔がおかしければおかしいほど楽しくなりますね。コチラもあとで詳しく解説します。
・コマ回し
今、コマを回せますか?ww
幼い頃にお正月に父やおじいちゃんに教わった記憶があります。
綱渡りなんかを見せてもらい興奮したものです。
子供の時は手の上で回したりもしましたが、今では紐の巻き方なんかも忘れてしまってるのではないでしょうか?
ぜひお正月にお父さんやおじいちゃんからお子さんに教えてあげたいものです。
・だるま落とし
円筒形の木片を数個重ねて、一番上にだるまの形の人形を置き、それが落ちないように下の木片を横から木槌でたたいて遊びます。
みんなで順番にたたき落としていき、だるまを落とした人が負けになります。
・面子(メンコ)
めんこの語源は「小さな面」で「面子」だそうです。
地面、床に並べたメンコ(紙状のカードの様なもの)を順番にお互いのメンコで叩きつけ、置かれていたメンコが裏返ると叩きつけた人の勝ちになります。
・双六(すごろく)
サイコロを使ったボードゲームのもとになった遊びですが、歴史はとても古く紀元前3500年頃のエジプトで始まったそうです。
スタート地点に置いた駒を2人以上で順番にサイコロを振り、サイコロの目の数だけマス目を進んでいき、先にゴールにたどり着いた方が勝ちになります。
自分たちでスゴロクを作って、マス目に色々なミッションを書くのも楽しめます。
例えば「このマスに止まった人は○○のものまねをしてください」だとか「ママのお手伝いを3つしましょう」とか書いておくとさらに盛り上がります。
最近は小さいお子さんが遊びながら数や字を覚えていけるように工夫されたものや、ボードゲームではなく立体的な地球儀の形をしたもの、さまざまな知育型のスゴロクもあります。
遊びながら想像力や知識を育てられるものがたくさんあります。
・お手玉遊び
小さな布製の袋の中にあずきなどを入れ、それらを数個を1組として連続して空中に投げ上げて落とさないように両手または片手で取りながら、投げ玉の数や継続時間を競う遊び。
日本の物と形は変わりますが世界で遊ばれている遊びです。
今でも観光地に行くと、お土産としてたくさんのお手玉があります。
ママやおばあちゃんにお手玉を作ってもらうのもいいかもしれませんね。
私も幼い頃、おばあちゃんに教えてもらったり、作ってもらったりして、「おばあちゃんすごいなあ」と感じた思い出があります。
・けん玉
十字状の「けん」と穴の空いた「玉」があり。ぶらさげた「玉」を「けん」に挿したり、横の小皿や大皿に玉を乗せたりして遊びます。
色々な遊び方があり、けん玉選手権大会まであります。
お正月に始めてみたのがきっかけで名人になったりするかもw
・百人一首
日本古来からある百人一首。百人一首を覚えるきっかけになるかもしれませんね。w
また百人一首をいくつか覚えたら、さらに楽しくなるでしょう。
かるたの様な遊び方はもちろん、坊主めくりとして遊ぶのも楽しいですよ。
・紙飛行機
紙飛行機には実にたくさんの折り方があります、正月に来る大量の新聞広告などをつかって色んなタイプの飛行機を折ってみんなで飛ばしてみるのも楽しいですよ。
距離を競ったり、飛行機の滞空時間を競ったり、回転や旋回をするような、かっこいい飛び方を見つけたりと色んな遊び方があると思います。
・トランプ
トランプも2人以上いれば色々と遊べますがたくさん人数が集まれば楽しさも倍増します。
ばば抜きはもちろん、七並べ、神経衰弱など人数が集まれば盛り上がります。
・将棋
最近は将棋もブームになってきています。
大人数では遊べませんが、お正月だと子供にゆっくりと将棋を教えられるいい機会かもしれません。
2人で指す将棋の他にも、4人で遊べるスゴロクのような遊び方「まわり将棋」というのもありますよ。
・オセロ
こちらも2人でしか遊べませんがルールも簡単なので、子供でもすぐに覚えられるでしょう。
何人か集まってトーナメントにして競ったり、総当たり戦にしてチャンピオンを決めるのもいいかもしれません。
また将棋盤とオセロを使って「五目並べ」なんかも出来ますよw
お正月の遊び、福笑い
顔の輪郭だけを書いた紙の上に目隠しをされた人が「眉」「目」「鼻」「口」などを正しいと思う位置に並べていく遊びです。
目隠しをしながら置いていくので、自分が思った位置にパーツがきていなかったりして、目隠しをとったあと、位置のずれたおかしい顔をみて楽しむといった昔ながらの遊びです。
昔からよくある『福笑い』は「おかめ」や「おたふく」と呼ばれるお福面で遊ぶことが多かったと思います。
福笑いというものの名前の由来や詳細は明らかにはなっていません。
ことわざに「笑う門には福来たる」というのがあります。
「門」というのは一家族のことを表しています。
つまり、いつも笑顔を絶やさない一家族には自然と幸福がやって来るといった意味になります。
昔からお正月に家族や一族が集まって、ふくわらいをして出来上がった顔をみてみんなで笑い合っていたことからこのような名前になったのではないでしょうか。
家族で遊ぶのなら、お子さんたちにお父さん、お母さん、あるいはおじいちゃんおばあちゃんの顔を書いてもらい、それを使って「福笑い」をするのも楽しさがアップしますよ。
お正月の遊び、かるた
かるたの歴史は古く「百人一首かるた」と「いろはかるた」とで違いがあります。
初めに出来たのは百人一首かるたです。出来た起源は実はよくわかっていないのですが、平安時代の「貝合あせ」にルーツがあるとも言われています。
江戸時代中期にはその時代のかるたが存在しているのでその頃には既に流行っていたのがわかります。
それに対していろはかるたは江戸後期に関西で生まれて江戸に伝わったようです。なので東と西で違いもあります。
「かるた」とはポルトガル語からできた言葉で、ポルトガル語では「カルタ(carta)」というのは「カード」を意味します。
基本的な遊び方
1,平らなところにカルタの絵札を並べます
2,読み手がゆっっくりと字札を読みます
3,読まれた字札にあう絵札を見つけたら絵札の上に手をつきます。これでこの札をもらうことができます。この時にまちがって違う絵札に手をついていたら、お手つきとなり一回休みになります。
4,札が全てなくなったら終了で、一番札を取っている人の勝ちになります。
地域で違ういろはかるた
例えば
江戸:犬も歩けば棒に当たる
京都:一寸先はやみ
大阪:一を聞いて十を知る
と読まれる内容は地域によって変わっています。
お正月の子供の遊び、家の中では?福笑いやカルタをやってみようまとめ
テレビゲームやスマホのゲームなどで遊ぶのももちろん楽しいですが、せっかくのみんなが集まるお正月。
こういったアナログな遊びの中には想像力でいくらでも楽しみ方が広がっていきます。
広がれば広がるほど、笑顔も増えるでしょう。
みんなで大爆笑しながら遊べたら、お子さんたちにとって楽しいお正月の思い出がいつまでも残ると思います。
みなさんにとってのお正月が笑顔であふれるものになれば幸いです。
≪… 江戸 … 犬も歩けば棒に当たる
京都 … 一寸先は闇
大阪 … 一を聞いて十を知る …≫ で、数の言葉ヒフミヨ(1234)を眺めると・・・
江戸 流は、『自然比矩形』
京都 流は、 コスモス ⇔ カオス
大阪 流は、『幻のマスキングテープ』
とか・・・
「桜舞乱心*いろは詩」のいろは詩とひふみよ詩の戦禍は、言葉の世界(点線面)と数の言葉の世界が折り合い(分節・分化)を付け「いろはカルタ」の「い」にいろは詩の魂があるらしい。
実数直線の + - の方向を模様で示せるとか・・・
「すうがくでせかいをみるの」的に「もろはのつるぎ」(有田川町ウエブライブラリー)で観ると、数の言葉ヒフミヨ(1234)が[直交座標]を背負いこんでいるらしい・・