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東大寺二月堂のお水取り日程2023の混雑回避と周辺の茶屋を紹介

投稿日:2018年11月26日 更新日:

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古の都、奈良は東大寺二月堂で毎年行われる『修二会(しゅにえ)』。
一般的には『お水取り』として知られています。

1250年以上の間、一度も絶えることなく引き継がれてきた「不退の行法」です。

テレビなどのニュースでもよく取り上げられますが、一度は実際に生で見てみたいものです。

また、両親を連れて行かれる方などは日程や混雑具合なども気になるところです。

特にひときわ大きい「籠松明」が出る12日は警察も出動する大混雑になります。
迫力もあり大人気ですが、足腰の弱いご両親と一緒に見物に行かれるのであれば、かなり大変です。

でも一度は見せてあげたい「お水取り」。

ご安心ください。

お水取りはこの日だけではありません。期間中であれば毎日見ることができます。

では2023年のお水取りの日程はどうなっているのでしょうか?

また混雑を避けるための方法や行き帰りの周辺のお茶屋さんについてもご紹介していきます。

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東大寺二月堂のお水取りの日程2023

東大寺二月堂の『修二会』と呼ばれる「お水取り」

修二会は大きくわけると「別火」と「本行」に分かれます。

テレビのニュースなどでみる「お松明」を持った人が二月堂を行き来して、火がはげしく飛び交う姿を下で大勢の人が見物している光景が見られるのが「本行」です。
東大寺二月堂お水取り

一般的に「お水取り」と言われているこの法会の期間は
毎年3月1日~3月14日までの「2週間」行われています。

この期間中であれば、「お松明」は毎日あげられます
そして12日には他の日よりも大きな籠松明が出るので大人気です。

しかも2023年は12日が日曜となっているので、さらなる混雑が予想されます。

・「お松明」が見られる時間帯

1日~11日、13日午後7:00開始で時間は約20分間
・籠松明が出る12日:午後7:30開始で時間は約45分間
・最終日の14日:午後6:30開始で時間は約5分

となっています。

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・お水取りについて

時間帯:3月13日の午前1時過ぎから行われます。

深夜の行事になりますが混み合います。
二月堂から堂下にある閼伽井屋(あかいや)という建物の中にある井戸へ行く行列を見ることができます。

しかし井戸自体が建物の中にあるので、水を汲むところまでは見ることができません。
二月堂から若狭井までの通路のそばで並んでの見学です。

「お水取り」に関してはコチラで詳しく紹介しているので良ければ参考にしてみて下さい!

東大寺二月堂のお水取りとは?「お水送り」と若狭井の秘密

二月堂のお水取りの混雑具合と混んでる日を避けたい方へ

1日~11日

13日,14日松明は同じ大きさです。
12日籠松明と言われる松明で他の日より大きいです。

しかも2023年は12日が日曜日なのでさらなる混雑が予想されます。

また最終日である14日は松明の大きさは普通なのですが、二月堂の欄干に全ての松明が並んで一気に火の粉を落とすので「火の粉の滝」のように見え、人気があります。

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12日の籠松明の混雑状況

まず一番大きな籠松明がでる12日はかなり混みます。入場規制が行われるほどです。

もちろん自動車では進入もできません。

行かれる時間によっては「お松明」を見られないまま帰らなければいけないこともあります。

「籠松明」が見られる時間は約45分間と他の日よりも長いのですが、二月堂の下に入れるのは招待者だけです。

大混雑の中を歩きながらの拝観となります。

・12日は特別に誘導路から入り、順番を待って「お松明」を見る

大仏殿の東側の丘の上にある「大鐘」の広場が「誘導路の入り口」になっています。

大鐘の広場以外に誘導路に入ることはできません。

そしてその誘導路が大鐘の広場まで満員になってしまうと、入場することもできなくなります。

12日の「籠松明」の開始は19時半ですが、1時間前の18時頃には既に「誘導路」が「大鐘」の広場まで満員になっていて入場できないでしょう。

二月堂の下にある広場での見学

「お松明」を近くで見られるこの広場には3千から4千人の人が入れますが、12日には毎年2万から3万人の人が押し寄せます。

それだけでも、混み具合が分かると思います。

当日の広場での見物の仕方

長い行列をブロックごとに区切られます。

19時半の1本目の籠松明が上がっていくと警察の誘導で区切ったブロック単位で松明を眺めながら通り過ぎます。

ゾロゾロ歩きながらの見物で立ち止まることはできません。

16時にはもう行列ができはじめます。17時にはロープが張られるので17時着では遅いです。

遅くとも16時には到着しておいたほうがいいでしょう。

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12日以外の混雑具合

12日以外でもやはり混雑が予想されます

・最終日の14日

13日までは時間を置き1本ずつの10本(12日は11本)が上る松明ですが、最終日の14日10本がいっぺんに欄干へ上るのでこちらも見ものなのです。

なので、14日は12日の次に混雑すると言われています。

東大寺に近づくにつれて人混みが激しくなりなかなか前へ進めなくなります。

1時間前に行っても遠くからしか見られないことがあるので近くで観覧したければもっと早くに着かれたほうがいいでしょう。

・土日もやはり混雑が予想されます。

2023年3月では

4日()
5日()
11日()
12日()

が土日なので大変混雑が予想されます。

土日の場合、二月堂から約200メートル離れた「第2拝観席」に回される場合もあります。

1時間前に行っても松明が見える場所にたどり着かないかもしれないほどです。

2,3時間前に行っても真下は難しいかもしれません。

・初日である1日も少し混みます

初日と12日、14日は二月堂の下には行けません。

30分前では見られる場所にさえ入れないかもしれないです。

17時には待機しておきたいですが、そのあとトイレにも行けないと思っておきましょう。

もしトイレにいったらもとの場所には戻られないと思っておいたほうがいいです。

18時になら周辺までは行けますが、「お松明」が始まってしまったら一方通行で押し出されていく感じになります。

松明を見ることはできますが火の粉をかぶりたければ16時でも遅いです。

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・平日の混雑具合は

12日や初日、最終日、土日と比べると平日の混雑具合はマシです。

しかし、近くでお松明を鑑賞するなら19時開始の1時間前の18時には二月堂に行って待つのがいいでしょう。

ただ1時間も待つことになるので足場が平らな場所を選んだ方が足を疲れさせない上で大事です。

最前列

平日でも火の粉をかぶれる最前列のあたりでは15時には場所取りが始まっています。

火の粉をかぶりたければ16時でも遅いかもしれません。

ゆっくり見る

ゆっくりと見る分には16時から17時の間には現地に到着しておきましょう。

柵の前で陣取っておけばあとは待つだけなのですが、注意しなければいけないのはトイレです。

近くにトイレがあるのですが、18時以降はすごい人垣が出来ているので一旦トイレに行くと戻ってこれないと思っておきましょう。

早めにトイレにいってあとは水分に注意しましょう。しかし寒いのでやはりトイレがは気になるところです。

おすすめは第一週の平日です

2023年の「お水取り」は1日の水曜日から始まるので

2日(木)・3日(金)・6日(月)・7日(火)・8日(水)・9日(木)・10日(金)

あたりの平日がおすすめす。

12日の籠松明は大きくて迫力がありますが、せいぜい普通の日の倍くらいの大きさです。

しかも、近くでは見ることが出来ず、また大混雑の中を歩きながらの見物になります。

それならば、多少混ではいますがお堂の近くで見られる方が迫力があり見応えがあるかもしれません。

また落ちている焼けた灰は縁起物として持って帰る人もいるそうなので、平日だと持って帰るのも可能かもしれませんね。

・第二拝観席

二月堂からは約200メートルほど離れていますが平日では割と空いています。

「拝観席」となっていますが実際は「立ち見」になります。

第二拝観席からは撮影が許可されているので早い時間から三脚を設置して場所取りをしている方も多いのですが、拝観場所はカメラ席の前の広い部分になります。

「お松明」は二月堂の下で見るよりは小さなものになりますが、混雑から逃れられたりゆっくり見物できる点ではおすすめです。

近くで見る「お松明」はやはり迫力があり見応えのあるものですが、遠くから眺める真っ暗闇の中を炎が行き来する姿もとても幻想的です。

第二拝観席から見たお松明

・おすすめは第一週の平日で第二拝観席からの見物

寒い夜の長時間の見物、まして混雑をした暗い場所での移動を考えると、足腰の弱い方やご高齢の方などにとっては第一週の平日での第二拝観席からの見物もいいのではないでしょうか?

第二拝観席の近くまではタクシーでも行けます。

以前は第二拝観席まで行けたそうです。

そのあたりはタクシーの運転手とご相談されてみてはと思います。

ただ、帰りはタクシーが拾えないので歩かなければいけません。ご高齢の方で二月堂まで歩いておられる方もたくさんおられますので歩けない距離ではないです。

ちなみに最寄りの近鉄奈良駅からだと約1.7㎞で徒歩だと約30分弱ほどになるでしょうか。

東大寺の大仏殿の交差点あたりまで下りてこれば大通りに出ますが、タクシーを拾うことは難しいかもしれません。

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お水取り見物で注意すること

3月の奈良の夜、外での長時間の見物はかなり寒いです。

お松明だけではなくお水取りまで見られるのなら深夜の時間帯なのでなおさらです。

お松明の見物だけでも本当に寒いです。防寒具はしっかりと整えて行きましょう。

・ニット帽
・耳あて
・手袋
・マフラー
・厚手のコート
・カイロ
・レインコート(雨が予想される場合)
・魔法瓶(温かい飲み物)

これくらいあってもいいほどです。

あとは双眼鏡なども持って行くと良いでしょう。

また火の粉をかぶれる真下に行く場合は着ていく服装にも注意が必要です。

ナイロン系の素材のものは穴が空いてしまうこともあります。

また、階段や坂が多かったり、歩くのも平らな場所ばかりではありません。疲れない靴が必要です。

特に足腰の弱い方やご高齢の方はそのあたりを注意して頂きたいです。

先ほども書きましたが、トイレはあるものの混雑しています。

そして行ったとしても混雑の中では元の場所に戻れないことも考えておかなければいけません。

水分を取る際にもそのあたりを注意しましょう。

東大寺二月堂周辺の茶屋

・東大寺絵馬堂茶屋

二月堂の向かい側には『東大寺絵馬堂茶屋』という茶屋があります。

49席ございますが、駐車場はありません。

二月堂からの距離も350メートルほどと近いです。

お店はお水取りの開催中も21時過ぎまで営業しており、うどんやそばなどの軽食をとることができます。

おすすめは「大和の茶粥」というおかゆ。生米をゆっくり狐色になるまで炒ったあと、ほうじ茶で焚き上げたさらっとしたおかゆです。

冷えた体がとても温まります。大和地方で1200年以上も前から食べ続けられてるそうです。

お店の横が石垣のようになっており座ることができるので、座布団などを持ってきて、そこで座って待たれている方々も多いです。

東大寺絵馬堂茶屋の情報

そば処喜多原

東大寺ミュージアムの脇道を西側に出た所にあるそば屋です。

信楽焼の狸の置きものが目印になっていますが少し分かりにくいかもしれません。

冬期の人気メニューは「みぞれそば」で温かいおろしそばです。

和食屋八寳

近鉄奈良駅から徒歩1分と駅からのアクセスはしやすい場所にあります。

和食の居酒屋になってます。

志津香 公園店

大仏殿の交差点の西にある釜飯が有名なお店です。予約ができないので注意が必要です。

 

東大寺二月堂のお水取り日程2023混雑回避と周辺の茶屋を紹介のまとめ

2023年の東大寺二月堂のお水取り見物の日程と混雑回避、周辺の茶屋についてのレポートでした。

古の都、奈良は東大寺二月堂で毎年行われる『修二会(しゅにえ)』。

一般的に『お水取り』と知られているこの行事は1250年以上の間、一度も絶えることなく引き継がれてきた「不退の行法」です。

2023年のお水取りに行かれる際の参考になれば幸いです。

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