今、ネットやYouTube、TikTokなどいろんなメディアで話題のchatボット【ChatGPT(チャットGPT)】
なんとその【ChatGPT】に対抗するかのような製品がいGoogle(グーグル)から発表されました!
『Bard(バード)』
今回はそんなGoogleのチャットボット『Bard(バード)』とは何なのか?また使い方やチャットGPTとの違いなどについて紹介していきます!
Table of Contents
Googlebardとは?
Google(Google)が2023年2月6日に『Bard(バード)』を発表しました。
bardとは簡単に言えばグーグルの
“高性能な会話型AサービスI”
とでも言えるかと思います。
最近何かと話題の“ChatGPT”ってありますよね。
複雑な質問に対して、人間同士の会話のようにより自然に答えてくれる高性能なチャットボットのことです。
Google『Bard』とは、そんなチャットGPTをライバルに見据えるGoogleのチャットボットになります。
『Bird(バード)』はwebから得た情報を利用することで、ユーザーの好奇心を刺激し、“最新で質の高い応答”ができるそうです。
例えば…
・9歳のこどもに対して”NASAによる新発見”をわかりやすく説明する
・オスカーにノミネートされた映画の比較
・現代のサッカーにおける最高のストライカーについて学ぶ
などといった様々な場面において、複雑な話題を簡素化することに役立つことを目指しているらしいです。
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Google『Bard』のAIモデルLaMDAとは?
そんな『Bard』にはGoogleが開発した【LaMDA】(ラムダ)と呼ばれるAIモデルが応用されています。
なんと、この【LaMDA】ですが、2021年に発表されたんですが、「あまりにも人間の思考を学習しすぎてしまう…」としてグーグル内で開発中止になったそうです。
「人間と同じ様に感情や知性をもつ存在である」
とGoogleのエンジニアが主張して社内で問題になったて記事が『ワシントン・ポスト』に掲載されました。
Google『Bard』いつから使える?
そんなGoogleの『Bard』ですが、まずは一部のテスター向けに提供されるそうです。
そしてその後、数週間後に一般公開されるようです。
Googleの『Bard(バード)』のテスト運用が始まったは2023年2月8日(水)……
そして、日本時間の3月22日(水)、Googleから『Bard』の提供が始まったとのニュースが!
ただ……
現在『Bard』が使えるのはアメリカとイギリスのみとなっています。
どうやら日本ではまだ利用できないようです。
早い段階で日本でも一般公開されるのを期待したいところです。
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Google『Bard』の使い方は?
Google『Bard』の気になる使い方ですが、2023年2月8日(水)に始まったテスト運用を参考にしてみると…
『Bard(バード)』のテスト運用ではグーグルの検索窓に質問入力するという方法がとられていました。
Bard is an experimental conversational AI service, powered by LaMDA. Built using our large language models and drawing on information from the web, it’s a launchpad for curiosity and can help simplify complex topics → https://t.co/fSp531xKy3 pic.twitter.com/JecHXVmt8l
— Google (@Google) February 6, 2023
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Google『Bard』とChatGPTの違いは?
Google『Bard』
よりも、ひとあし先に公開されたオープンAI『ChatGPT』、今ではネットニュースやYouTube、そしてTikTokなんかでもよく目にします。
ChatGPTも同じく高度な対話型AIになります。
ここではそんな『ChatGPT』とGoogleの『Bard(バード)』の違いについて紹介していきます。
■データ情報の違い
■検索エンジンの違い
この2つが大きな違いになります。
グーグルBardとChatGPT データ情報の違い
ChatGPTは現在2021年までのデータしか持っていません。
それに対してグーグルの『Bard(バード)』は最新のデータをもとに回答します。
つまり、2022年~先の情報についてはGoogleの『Bard(バード)』の方が優れてると思えます。
例えば、”大谷翔平の2022年の成績は?”とChatGPTに質問したところ
次の様な答えが返ってきました。
申し訳ありませんが、私は2021年までのデータしか持っていません。大谷翔平選手のトレーニングの2022年の成績については、最新のスポーツニュースをご確認頂くことをお勧めします。
最新のスポーツニュースを見てくれ…とのことですw
このようにChatGPTでは今のところ「2021年までのデータしか持ってない」チャットGPT自身が答えてるので仕方ないですね。
グーグルBardとChatGPT 検索エンジンの違い
まだテスト運用段階なのではっきりしたことは分かりませんが、今のところGoogleの『Bard(バード)』はグーグル検索の検索結果に登場する予定となっています。
それに対して、ChatGPTはMicrosoftの検索エンジン【Bing】に対話AIを搭載することでBing検索の検索結果に登場しています。
まとめ
Googleの新AIサービスの『Bard(バード)』とは何なのか?についてご紹介しました。
グーグルが開発したAIモデル【LaMDA】を使った行成濃な会話型AIの『Bard(バード)』
バードの使い方や今話題のChatGPTとの違いについても解説しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!