最近プールや海でのレジャーでよく見かけるラッシュガード
この夏に購入しようとお考えのあなた。
色んな形やタイプのラッシュガードがあるので選ぶのに迷うところです。
そこでラッシュガードの選び方のポイントをいくつかご紹介します。
サイズや色などによっても違いがあるので購入前の参考にどうぞ。
Table of Contents
ラッシュガードの選び方 メンズの場合
ラッシュガードの購入の前にそもそも何の目的でラッシュガードを着るのかを知っておくことが選び方のポイントにもなります。
ラッシュガードを着ることでの効果についてみておきましょう。
ラッシュガードの効果
もともとラッシュガードはサーファーが擦り傷などのケガから体を守るために着ていました。
他にもラッシュガードを着ることによって海の岩場やサンゴ、貝殻などによるケガの防止にもなります。
また、クラゲなどの生物から身を守ることにも効果があります。
・紫外線、日焼け防止
一般的にラッシュガードを着ている方の大半がこの目的のためだと思われます。
ラッシュガードは紫外線や日焼け防止にかなりの効果が期待できるからです。
・防寒対策
水中で長時間いることによる体の冷えを軽減してくれます。
ただし、逆に陸に上がった際に濡れたままのラッシュガードを着続けると体温が低下します。
・熱中症対策
先ほどとは逆に暑すぎる日中はビーチやプールサイドにいる時に濡れたラッシュガードを着ることにより涼しく感じることができるでしょう。
また、海やプールではなく普段の夏の日差し対策にもラッシュガードを着れば気化熱効果で涼しく感じることができます。
ラッシュガードの選び方 メンズ編
ますはラッシュガードを選ぶ際のポイントをいくつか挙げていきます。
・ラッシュガードの形
・ラッシュガードの色
ラッシュガードの機能性での選び方
UVカット率
紫外線、日焼け防止に効果があるラッシュガードですが、商品に表示されている【UPF値】というものがあります。
この【UPF】というのはUVカットの度合いを示す指数になります。
つまりこの数値が高いほどUVカット率が高くなり紫外線防止、日焼け防止に効果があるのです。
UPF25~39 UVカット率90%以上(Very)
UPF40~50+ UVカット率95%以上(Excellent)
このように3段階に分類されています。
最高等級は『UPF50+』になり、UPF50以上のものでもすべて『UPF50+』と表示されます。
ちなみに『UPF50+』の場合は日差しの強い場所で皮膚が赤くなり始める時間を約50倍以上遅らせることができます。
女性なら特に気になる「日焼け」、男性でも紫外線防止、日焼け防止をメインに考えるのであれば『UPF値』は重要です。
メンズのラッシュガードでも紫外線防止、日焼け防止の目的で購入される場合は、この『UPF値』が選び方のポイントとなるでしょう。
ラッシュガードの速乾性
ラッシュガードを濡れたまま着用していると体の熱が奪われ寒くなることがあります。
乾きやすい素材かどうか?というのも選び方のポイントとなるでしょう。
ラッシュガードの伸縮性
水辺で遊ぶ程度であればあまり気にする必要はありませんが、海の中にもぐったり動き回ったりする場合やマリンスポーツを楽しむ際には伸縮性が高く動きやすい素材のものを選ぶと良いでしょう。
メンズ ラッシュガードの形での選び方
ファスナー付とファスナーなし
ラッシュガードには『ファスナー付のジップアップタイプ』と『ファスナーなしのTシャツタイプ』があります。
脱ぎ着が楽なのは『ファスナー付のジップアップタイプ』になります。
逆に脱ぎ着はしにくいですが、動きやすいのは『ファスナーなしのTシャツタイプ』になります。
◆海にもぐったりマリンスポーツをする
この場合は動きやすい『ファスナーなしのラッシュガード』がおすすめです。
◆海辺での水遊びやお子さんとプールで遊ぶ
この程度であれば『ジップアップタイプ』のものがラッシュガードが濡れた際にすぐに脱ぐことができるのでよいでしょう。
『ファスナー付のジップアップタイプ』のものは着やすい反面、ファスナーの金具が肌に直接当たると痛くなることがあります。
肌に直接触れないように裏に当て布がしてあるかを確認するのも選び方のポイントです。
フードのついた「メンズ ラッシュパーカー」
ラッシュガードにはフードが付いたパーカータイプのものもあります。
「ラッシュパーカー」と呼ばれたりもします。
このラッシュパーカーは水の中での使用を前提に作られたものではなく水辺での使用メインで使うものです。
海辺や川での水遊び程度であれば問題ありませんが、フードが付いたラッシュガードで水の中に入るとフードの中に水が入って動きづらくなります。
ただ、ビーチで濡れたラッシュガードを脱いだ際に乾いたラッシュパーカーを着ることで紫外線防止になり、また熱中症対策や防寒対策にもなります。
つかうシチュエーションで使い分けるのも良いでしょう。
長袖ラッシュガードと半袖ラッシュガード メンズ編
こちらも迷うところではないでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをみてみましょう。
長袖ラッシュガード | 半袖ラッシュガード | |
メリット | ・紫外線防止の範囲が広い
・ケガの防止の範囲が広い |
・脱ぎ着がしやすい
・腕が出ているので動きやすい |
デメリット | ・脱ぎ着がしにくい
・濡れたまま着用していると寒くなる |
・はみ出た腕の部分だけ日焼けをする
・海辺や川の岩場などでのケガの恐れがある |
半袖の場合
はみ出た腕の部分だけ日焼けをするデメリットがあります。
これははみ出た部分だけ日焼け止めクリームをつければ解消されますが、プールなどの場合日焼け止めクリームの使用が禁止されているところもあります。
ただ屋内プールなどであれば岩場などでのケガもなく、日焼けもしにくいので半袖でもよいかと思われます。
長袖の場合
濡れたままのラッシュガードを来ていると寒くなることがあります。
この場合はラッシュガードを脱いで濡れた体を拭いてラッシュパーカーやUVカットされた服を着ることで解消されます
どのようなシーンで使用するかが選び方のポイントになります。
ハイネックの「メンズ ラッシュガード」
ラッシュガードには襟の高いハイネックのタイプのものがあります。
首元までしっかり傷や日焼けからガードできます。
首の後ろはとくに日焼けしやすい部分なのでハイネックタイプのものだと日焼け部分を押さえることができます。
メンズ ラッシュガードの選び方 サイズは大きめ?ピッタリ?
ラッシュガードの選び方で気になる1つがサイズの問題でしょう。
ピッタリ体にフィットしたものがいいのか、少し大きめの方がよいのか。
基本的にはラッシュガードは水の中での着用を想定して作られています。
ピッタリ体にフィットしたサイズのラッシュガードは脱ぎ着はしづらいですが、水中で動きやすくなっています。
逆に大きめのサイズのものは脱ぎ着がしやすいですが、水中ではラッシュガードの中に水が入ったりして動きづらくなります。
「どちらを選べばいいのか?」
これらはラッシュガードを使用するシーンによって変わってきます。
水中で遊んだり、海でマリンスポーツをする
動きやすい体にフィットしたサイズのものが良いでしょう。
ちなみに洋服と比べてちょっとキツイぐらいのサイズでも水中に入ると緩んできます。
適正サイズとしては少しきつめのものを選ぶといいでしょう。
プールでお子さんと遊んだり、水辺での日焼け防止程度の使用
この場合だと脱ぎ着がしやすい、少し大きめのものでも問題ありません。
ただしこの場合であればラッシュガードではなくラッシュパーカーでもよくなってきます。
やはりラッシュガードは水中での着用をメインに作られているので、ラッシュガードを買うのであれば体にフィットしたものをおすすめします。
メンズ ラッシュガードの選び方 色は関係あるの?
ラッシュガードの色での選び方
ラッシュガードには様々な色があります。
実は色によっても紫外線のカット率が違ってきます。
一般的には濃い色の方が紫外線防止率が高くなります。
黒色では98%なのに対して白色ではなんと60%まで低くなるのです。
色による紫外線カット率の違い
青■97%
緑■97%
黄■95%
赤■94%
オレンジ■92%
白□60%
このように、暗い系の色の方が紫外線カット率が高く、明るい系の色は光をあまり吸収しないので紫外線が肌に届きやすくなります。
カラフルなものや柄があるラッシュガードは気をつけましょう
上記のように色の違いによって紫外線のカット率は変わってきます。
たとえば白地のラッシュガードで部分的に黒い模様が入っていたりすると、紫外線透過率の違いで日焼けムラがおこり、白い生地の部分だけ日焼けしてしまったりする可能性があります。
単色のラッシュガードを選ぶ
なるべく単色のものにするのも選び方のポイントとなるでしょう。
もし柄物にするのであれば、なるべく同系色のものを選べば比較的日焼けのムラは起こりにくくなるでしょう。
メンズでも紫外線防止にこだわるなら黒
紫外線カットにこだわってラッシュガードを選ぶのであれば黒の単色のものがおすすめです。
イメージでは黒色は熱がこもり暑そうな気がするかもしれませんが、一番紫外線を通しにくく日焼け防止にも効果があります。
ただし他の色でも基本的に紫外線カット率は数%しか変わらないので、そこまで気にする必要はないかと思われます。
「ラッシュガードの選び方 メンズの場合|サイズや色についても紹介」のまとめ
ラッシュガードの選び方についてメンズの場合で紹介させていただきました。
機能性や形、サイズや色などで様々なタイプがあるラッシュガードですが、プールや海、川などでどのようなシチュエーションで使うかによって選び方が変わってきます。
色んなシーンにマッチしたタイプのラッシュガードを選んでいただければいいかと思います。
またラッシュガードとラッシュパーカーのように2枚持っておくと、シーンによって使い分けることができるのでおすすめです。
ラッシュガードを購入される方の参考になれば幸いです。
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