京都府と奈良県の堺にある「岩船寺」
境内には四季折々の花が咲き誇り「花の寺」としても多くの参拝者が訪れます。
あじさいの名所としても有名で
「一度は見に行くべき、美しすぎるあじさいの絶景スポット20選」
にも選ばれたあじさいの名所になります。
関西にお住まいであれば一度は観て起きたいなお寺です。
ここでは2023年の京都「岩船寺」のあじさいの開花時期や見頃について、また最新の開花状況もご紹介しています。
他にも岩船寺へのアクセス方法や駐車場についてもあわせてご紹介していくので、どうぞ最後までお付き合いくださいね!
⇒奈良長谷寺のあじさい2023見頃と開花状況 アクセスや駐車場も紹介
⇒矢田寺あじさい2023見頃と開花状況!混雑具合アクセス・駐車場・混雑具合・食事など徹底攻略
Table of Contents
岩船寺のあじさい2023見頃と開花時期
岩船寺のあじさい
岩船寺の境内には約5,000株、約35種のアジサイが植えられています。
阿字池から三重塔を望む景色は青や紫、またピンクに染まった紫陽花が美しく出迎えてくれ、とくに雨上がりの霞がかった景色はとても幻想的です。
Tsuyu (梅雨) is the rainy season in Japan. Humidity is high, rain is abundant, and flowers like ajisai (紫陽花) bloom everywhere. Your skin gets nice and hydrated, too. This season I will be in Kyoto, in places like Ganzenji (岩船寺), below. Ah, the mist! pic.twitter.com/IBusES8fmz
— Paprika Girl (@PaprikaGirl_JP) June 2, 2023
お天気の良い日に行きたくなる「あじさい観賞」ですが、雨の日や雨上がりならではの美しさも感じられると思います。
岩船寺のあじさいの見頃と開花時期
例年咲き始めの開花時期は5月下旬頃となっています。
また見頃は例年6月上旬頃から7月上旬くらいまでとなっており、見頃の期間はけっこうあります。
紫陽花の見頃の期間は「さくらのお花見」のように短くはありません。
雨が降ったりしても花に傷が付いたり、すぐに散ることもないので割と長期間で見頃の時期を楽しむことができます。
では、岩船寺のあじさいが実際にどれくらい咲いているのか開花状況をご紹介します。
岩船寺のあじさい2023年の開花状況
2023年の岩船寺の紫陽花の見頃も例年通り6月上旬頃から7月上旬くらいまでとなっています。
6月に入り山紫陽花はすでに見頃となっているようです。
6/2(金) 岩船寺の紫陽花と黄菖蒲
山紫陽花の見頃が続いております
阿字池では黄菖蒲が満開です😊【お知らせ】
紫陽花シーズンにおける注意事項を公式HPの方へ載せておりますのでご確認ください
近鉄奈良駅、JR奈良駅から乗車可能な季節運行バスが運行しております
(土日祝日のみ)※詳細は公式HPを確認#岩船寺#gansenji pic.twitter.com/FIKX2DwfXj
— 高雄山 岩船寺|Gansenji (@gansenji_temple) June 1, 2023
山紫陽花は見頃となっているようです。
阿字池の黄菖蒲も満開になってきたようですね。
5/30(火) 岩船寺のあじさい
梅雨入りした京都。これからの季節に訪れたい場所といえば、紫陽花の名所として知られる「岩船寺」。
5000株もの紫陽花が咲き誇り、朱色の三重塔とのコントラストがとても綺麗✨境内に梅・桜・椿など四季折々に花が咲くことから「花の寺」とも呼ばれ、京都の四季の風情を体感できる寺院です。 pic.twitter.com/6Zo0BF5cJp
— 【公式】町家インズ&ホテルズ(MACHIYA INNS & HOTELS) (@machiyajapanjp) May 30, 2023
どんどん咲いて行ってる様子が分かりますね。
5/28(日) 岩船寺のあじさい
不安定な気候を
物ともせず、
季節の花が
咲き始めました。#木津川市 #加茂町 #岩船 #高雄山 #岩船寺 #あじさい #紫陽花 #真四角写真 #日々是好日 pic.twitter.com/3jynH2Mqd6
— aozora (@aozoranon) May 28, 2023
咲き始めたようですが見頃はもう少ししてからって感じですね。
これからどんどん見頃となっていくようです!
岩船寺へ行かれるならあじさい観賞のおすすめスポットをご紹介していきます。
岩船寺のあじさいおすすめスポットや見所
岩船寺へ紫陽花観賞に行かれるなら見ておきたい紫陽花や、綺麗に観られるおすすめスポットや見所をご紹介します。
岩船寺の希少な紫陽花
シチダンカ
シーボルトの「日本植物誌」に掲載された幻の紫陽花😊【お知らせ】
紫陽花シーズンにおける注意事項を公式HPの方へ載せておりますのでご確認ください
近鉄奈良駅、JR奈良駅から乗車可能な季節運行バスが運行しております
(土日祝日のみ)※詳細は公式HPを確認#岩船寺#gansenji pic.twitter.com/qFLt9ajpBq
— 高雄山 岩船寺|Gansenji (@gansenji_temple) June 5, 2023
上記にも書かれてますが「シチダンカ」という幻の紫陽花と呼ばれるアジサイが観られるのは見所の1つ!
せっかく行かれるなら見ておきたいですよね。
岩船寺で紫陽花が綺麗にみられるスポット
やはり岩船寺のあじさいの見所は三重塔をバックにみる壮大な景色でしょう。
朱塗りの三重塔と、その周囲の山の緑とのコントラストの中に青・紫・ピンクとカラフルに咲き誇る紫陽花が額縁に入った1枚の絵のように美しく思われます。
阿字池の辺りから三重塔を望む場所がおすすめスポットです。
【岩船寺(がんせんじ】
紫陽花の時期に行きたいパワースポット京都にある花の寺として親しまれてます。
平安時代を代表する寺院で、重要文化財にも指定されています(人 •͈ᴗ•͈)#パワースポット#TLを花でいっぱいにしよう pic.twitter.com/0mQKVq0gDZ
— 自然の力を追求するOL パワースポット巡りが趣味 (@Natural_Power_J) June 5, 2023
SNSを観ていてもこのアングルで写真を撮ってる方が多いですね。
ただし、紫陽花観賞をされるにあたって、カメラ撮影なども含めた注意点があります
カメラ撮影の注意点
あたりまえのことになりますが、あじさい撮影の際は花を傷つける行為はしてはいけません。
境内でのカメラスタンドが禁止のところもありますが、岩船寺では境内での三脚、一脚などの使用は認められています。
ただし、周りの方への配慮は十分に心がけるようにお寺からもお願いされているので、きちんと守りましょう。
また山門付近、山門から本堂にかけての参拝道は撮影者がとても多いので、そこではカメラスタンドの仕様は禁止されています。
もし、境内が空いていて迷惑でなさそうな時でも一度拝観受付所で確認するようにしましょう・!
あじさい撮影の際にも他の観賞される方の邪魔にならないように注意しましょう!
またカメラなどの機材は境内に置かず必ず持ち歩いて移動するようにしましょう!
写生などスケッチの禁止
境内ではアジサイのシーズン中(6月)は写生・スケッチなどは禁止されています。
岩船寺の紫陽花観賞 ペットの同伴は?
ペットととの同伴は認められています。
ですが、フンなどの後始末はきちんとマナーを守ってしましょう。
また他の参拝者さんの中には苦手な方もおられるかもしれないので、リードを短めに持ったりと配慮するようにしましょう。
岩船寺のあじさいその他の見所やイベント
阿弥陀如来座像
重要文化財の「阿弥陀如来坐像」は3m近い重量感のある坐像。
貞観時代から藤原時代初期の製作とみられる10世紀中頃を代表する貴重な尊像です。
三重塔 四隅の垂木を支える隅鬼
朱塗りの三重塔の四隅の垂木を支えるのはユーモラスな木彫りの隅鬼。
本堂内では1943年(昭和18年)の大修理の時に取り外された隅鬼を拝むことができますよ。
十一面観音菩薩像
鎌倉時代作で左手に花瓶を持った女性的で美しい像になります。
お茶の京都 木津川古寺巡礼バス
JR奈良駅や近鉄奈良駅から浄瑠璃寺、岩船寺、海住山寺へ拝観するのに便利な「お茶の京都 木津川古寺巡礼バス」が運行されます。
4/29(土)~7/2(日)の土日祝
10/7(土)~11/26(日)の土日祝
詳しくはこちらで
岩船寺のあじさい観賞の料金や所要時間について
場所名の(入山)料金と時間について
京都 岩船寺 入山拝観志納料 | |||
拝観時間入山時間 | 3~11月 | 8:30~17:00(受付は16:45まで) | |
12~2月 | 9:00~16:00(受付は15:45まで) | ||
年中無休 | |||
大人 | 中・高生 | 小学生 | |
入山料金(個人) | 500円 | 400円 | 200円 |
入山料金
(団体30名以上) |
400円 | 300円 | 100円 |
障がい者割引 | 300円 | 200円 | 100円 |
障がい者割
介護者1名 |
300円 |
岩船寺のあじさい観賞の所要時間
岩船寺のあじさいの所要時間ですが、ゆっくり参拝しても約60分ほどとなります。
それくらいゆっくりアジサイを観賞されるかにもよりますが、1時間弱から1時間半といったところでしょう。
岩船寺について
岩船寺は、京都府と奈良県の境にあります。
かつては南山城当尾(とうの)村と呼ばれており、それ以前には「小田原」と称される地域にあります。
山号は「高雄山(こうゆうざん)」院号は「報恩院」です。
ここは平安遷都までは「山背国(やましろのくに)」といわれ、奈良・平城京が文化の中心であった時代には、まさに「山々の背後」にあたる場所だったのです。
そんなことから南都仏教の影響を強く受けていて、平城京の外郭浄土として興福寺や東大寺にいた高僧や修行僧の隠棲の地となって真の仏教信仰にそそがれた地域でもありました。
また「当尾(とうの)」という地名は、この地に多くの寺院が建立され三重塔・十三重石塔・五輪石塔などの舎利塔が尾根をなしていたことから「塔尾」と呼ばれたことによります。
岩船寺へのアクセス
への行き方を車・電車、それぞれの場合で紹介します。
また最寄り駅から への移動手段も徒歩やタクシー、それぞれで紹介していきます。
岩船寺へのアクセス 電車の場合
大阪方面から
〈JR大和路線・快速〉
・大阪駅~加茂駅 約65分
京都方面から
〈JR奈良線・みやこ路快速〉
〈JR大和路線・快速〉
・京都駅~木津駅~加茂駅 約60分
奈良方面から
〈JR大和路線・快速〉
・奈良駅~加茂駅 約16分
加茂駅から岩船寺へのアクセス
加茂駅から徒歩で
「」駅からタクシー
加茂駅駅からバス
加茂駅から木津川コミュニティバス
「加茂山の家行き」乗車 約16分
「岩船寺」下車すぐ
JR/近鉄奈良駅からバス
〈奈良交通バス〉
◇広岡行き 約18分
「岩船寺口」下車 徒歩25分
◇お茶の京都 木津川古寺巡礼バス 約30分
「岩船寺」下車 すぐ
岩船寺へのアクセス 車の場合
大阪・奈良方面から
カーナビに「岩船寺」と入力際に経由地に「浄瑠璃寺」と入力した方が細い道に案内されずに済みます。
①府道754号を北上し、「梅谷口」交差点を右折で府道44号に入ります。
②しばらく走ると最初の「梅美台西」交差点に「はま寿司」が右手に見えてきますが、この交差点は直進します。
③次の「梅美台」交差点を右折し、そのまま府道44号線を進みます。
④「梅谷」交差点を右折し、しばらくすると府道752号線「浄瑠璃寺」方面の標識が出てくるので、右折し府道752号に入ります。
⑤しばらく道なりに走ると「浄瑠璃寺」の看板が見えてきますが、通り過ぎそのまま府道752号を走ります。
⑥途中「岩船寺」「JR加茂駅」の標識が出てきたら看板の先を右折します。
⑦300mほどで岩船寺に到着します。
京都方面から
①R24号を南下し、R163号との交差点「大谷」交差点を左折しR163号(木津東バイパス)に入ります。
②しばらく走ると「セブン-イレブン」と「ドラッグストア コスモス」が見える『城山南』交差点があるので右折し、府道44号に入ります。
③坂を下って最初の信号を左折します。
④次の「梅台」交差点の信号はそのまま直進します。
⑤しばらくすると府道752号線「浄瑠璃寺」方面の標識が出てくるので、右折し府道752号に入ります。
⑥しばらく道なりに走ると「浄瑠璃寺」の看板が見えてきますが、通り過ぎそのまま府道752号を走ります。
⑦途中「岩船寺」「JR加茂駅」の標識が出てきたら看板の先を右折します。
⑧300mほどで岩船寺に到着します。
岩船寺の駐車場情報
岩船寺には駐車場がありません。
近くに民営の有料駐車場があるのでそこを利用することになります。
有料といっても1回300円で時間制限などはありません。
収容台数は約40台ほどです。
・1回:300円
〈収容台数〉
・約40台
まとめ 岩船寺のあじさい2023見頃と開花状況 アクセスや駐車場も紹介!
岩船寺のあじさいについて2023年の見頃や開花状況についてご紹介しました。
岩船寺のあじさいは、例年6月上旬~7月上旬頃に美しく見頃を迎えます。
梅雨の蒸し暑さの中に色鮮やかに咲く紫陽花は清涼感もあり、暑さを忘れさせてくれます。
岩船寺での紫陽花観賞の参考になれば幸いです。