兵庫県猪名川町(いながわちょう)にある大野アルプスランド。
猪名川渓谷県立自然公園に指定されている標高753mの大野山(おおやさん)に広がる公園です。
この大野アルプスランドには見頃になると約16000株ものあじさいが色づき咲き誇ります。
また山上からは大阪市外までを眺望できる360度パノラマの絶景が広がり、大自然を満喫できます。
大野アルプスランドのあじさいの見頃やアクセスの仕方についても紹介していきます。
目次
大野アルプスランドのあじさい
大野アルプスランドについて
大野(おおや)アルプスランドは阪神地域で最高峰の標高753mになる大野山の山頂付近にあります。
初夏になると「ガクアジサイ」や「アナベル」などの約40種、約16000株ものあじさいが斜面いっぱいにあじさいが青や紫、ピンクに白と色づき咲き誇ります。
出典 『兵庫県と神戸のイベント情報 2019』 https://kabegamiphoto.com/
「大野アルプスランド あじさいまつり2017」 https://kabegamiphoto.com/event/inagawa/ooyaalpes-ajisai.html#pj1140 より
また天文台などもあり、夜になると満点の星を楽しむこともできます。
キャンプ場もあるのですが現在は閉鎖されています。
大野アルプスランド 猪名川天文台
出典 『兵庫県と神戸のイベント情報 2019』 https://kabegamiphoto.com/
「大野アルプスランド あじさいまつり2017」 https://kabegamiphoto.com/event/inagawa/ooyaalpes-ajisai.html#pj1140 より
猪名川天文台(アストロピア) | |
開館日 | 毎週木・金・土・日曜日及び祝日 |
開館時間 | 13:30~21:30 |
使用料金 | 高校生以上/200円 中学生以下/無料 |
設備 | 1F プラネタリウム |
2F 口径50㎝ フォーク式反射望遠鏡 |
◆1F プラネタリウム
プラネタリウムは季節の星空解説を自動的に行えるデジタルプラネタリウムで昼間や雨天時にも天文学習ができます。
また50㎝反射望遠鏡で撮影した天体画像をスクリーンに大きく投影し観測することもできます。
◆2F 口径50㎝ フォーク式反射望遠鏡
口径50㎝ フォーク式反射望遠鏡は肉眼のなんと約5000倍もの集光力を持っています。
土星の輪、火星や木星の模様などまで見ることができ、銀河系の外側にある別の銀河の神秘的な姿までみることができます。
コンピューター制御によって選んだ星の方向に自動的に向くので気軽に天体観測を体験することができます。
岩めぐりコース
出典 『兵庫県と神戸のイベント情報 2019』 https://kabegamiphoto.com/
「大野アルプスランド あじさいまつり2017」 https://kabegamiphoto.com/event/inagawa/ooyaalpes-ajisai.html#pj1140 より
大野山には不思議な形をした巨岩がいくつかあります。
そして地元の柏原生産森林組合によって整備されたハイキングコース『大野山岩めぐりコース』でそれらを見ることができます。
コース中には美しい自然の風景が広がり、「鯉の滝登り岩」「太鼓岩」「大夫婦岩」「カメレオン岩」などたくさんの不思議な形をした岩を見ることができます。
大野アルプスランド 公衆無線LAN
大野アルプスランドには公衆無線LANが整備されています。
来訪者にとってはあると便利ですね。
接続方法はコチラ(外部リンク)
大野アルプスランドのあじさいの見頃は?
大野アルプスランドのあじさいの見頃についてですが、大野アルプスランドが標高の高い場所にあるので平地に比べると気温が4~5℃低くなります。
そのため通常の紫陽花よりも開花の時期が遅くなり、見頃も平地に比べると遅めになります。
「色んな関西のあじさいスポットへ行ったけど、まだもう少しあじさいを見たい」という方や「あじさいの満開の見頃を見逃してしまった」という方などにもおすすめの「まだ間に合うあじさいのスポット」でもあります。
だいたい例年で7月上旬頃が見頃になります。
大野アルプスランド「あじさいまつり」
出典 『兵庫県と神戸のイベント情報 2019』 https://kabegamiphoto.com/
「大野アルプスランド あじさいまつり2017」 https://kabegamiphoto.com/event/inagawa/ooyaalpes-ajisai.html#pj1140 より
あじさいの見頃となる7月上旬には毎年あじさいまつりが開かれます。
森のステージでは楽器演奏や歌などのイベントがあり、そして野外グラウンドには地元の特産品や屋台など飲食店の出店もあります。
過去の「あじさいまつり」では先着700名や先着1000名の方に地元の新鮮野菜がプレゼントされていました。
などがあり、家族連れやカップルが多く訪れます。
開催日 2019年 7月7日(日)
開催時間 10:00~15:00
駐車場 有り 50台収容。
※雨天決行ですが荒天の場合は中止となります。
あじさいまつりの混雑状況
あじさいまつりが行われるのが1日のみなので混雑が予想されます。
会場には無料駐車場がありますが収容台数が50台のみなので、車で行かれる場合はできるだけ早い時間に着くように出かけることをおすすめします。
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大野アルプスランドへのアクセスの仕方
大野アルプスランドへのアクセスは電車の場合、最寄りの駅からバスに乗り換え、さらにかなり歩くことになります。
タクシーもしくは車での来場が便利でしょう。「あじさい祭りは」混雑も予想されるので少し早めに行かれることをおすすめします。
<電車の場合>
能勢電鉄『日生中央駅』下車
阪急バス「柏原行き」に乗車 約50分 終点『柏原』バス停から徒歩約60分
<車の場合>
新名神高速道路『川西IC』より約40分
『川西IC』~県道12号(猪名川渓谷ライン)北上約14㎞~『杉生』交差点を左折~県道507号~大野アルプスランド
道の駅『いながわ』
車で来られる場合は途中に大きな道の駅『いながわ』があります。
「農産物販売センター」「そばの館」「地域農業情報センター」「トイレ」の4つの棟からなります。
◆しし肉はるさめ
特産の猪肉を使い、野菜・春雨を加え、専門店のぼたん鍋味に整えられた、猪名川名物のしし肉はるさめです。
・1個 350円
・3個セット 1000円
「大野アルプスランドのあじさい|見頃やアクセスの仕方を紹介!」まとめ
大野アルプスランドのあじさいについて紹介しました。
標高753mの大野山に広がる公園に咲く紫陽花の見頃は平地に比べ少し遅く、7月上旬になっています。
毎年行われる「あじさいまつり」ですが2019年は7月7日(日)の七夕の日に開催されます。
朝10時から昼の3時まで大野アルプスランドで開かれます。
会場ある無料駐車場は収容台数もそんなに多くないので早めに行かれることをおすすめします。
不思議な形の巨岩を巡るハイキングコースや「猪名川天文台」など紫陽花以外にも楽しむことができる「大野アルプスランド」です。
兵庫県内であじさいのスポットをお探しの方の参考になれば幸いです。
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