山梨県は北杜市にある実相寺の境内に咲く『山高神代桜(やまたかじんだいざくら)』
その推定樹齢は2000年とも言われており、日本最古のエドヒガンザクラになります。
また岐阜県の『根尾谷の淡墨桜』福島県の『三春滝桜』とともに「日本三大桜」の1つとして数えられています。
その大きさは樹高約10.3m・根回り約13..3mと日本最大級の巨木になります。
大正時代には国指定の天然記念物の第1号にもなっています。
『山高神代桜』の名前の由来として、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東夷征伐の際にこの桜を植えたという伝承が残っています。
その後、13世紀の鎌倉時代には日蓮聖人がこの木の衰えを見て、回復を祈ったところなんと再生したので「妙法桜」とも呼ばれています。
開花時期は例年で4月上旬~4月中旬で、山梨県では人気の高いお花見スポットになっています。
見頃の時期には観光客で混雑もします。
ここでは山高神代桜へのアクセスの仕方と混雑具合、駐車場情報などをご紹介していきましょう。
Table of Contents
山梨 神代桜へのアクセス
山梨県北杜市の実相寺では『山高神代桜』と呼ばれるエドヒガンザクラ以外に樹齢50年から100年のソメイヨシノが約30本、ラッパ水仙が15万株植えられています。
南アルプスをバックに見る桜の景色はまさに絶景です。
それでは実相寺へのアクセスをご紹介しましょう。
<神代桜へ車でアクセスの場合>
◆カーナビ利用の場合
・目的地の入力:「実相寺」
・住所の入力:山梨県北杜市武川町山高2763
・TEL:551-26-2740
<高速道路利用の場合>
◆中央自動車道須玉IC~国道141号~「薬師堂橋東詰」交差点左折~県道611号~県道612号~「神代桜」の看板が出てきます。◆中央自動車道韮崎IC~県道27号~国道141号~国道20号~「宮脇」交差点左折~「神代桜」の看板が出てきます。
<電車利用の場合>
◆最寄りの駅JR『日野春駅』
東京方面からのアクセス
『新宿駅』JR中央本線~特急 スーパーあずさ1号 松本行き~『甲府駅』 乗り換え~JR中央本線 松本行き~『日野春駅』
大阪方面からのアクセス
『大阪駅』~新幹線~『名古屋駅』~JR中央本線 特急 ワイドビューしなの1号 長野行き~『塩尻駅』~JR中央本線 甲府行き~『日野春駅』
<バス利用の場合>
最寄り駅の JR『日野春駅』には路線バスがありません。
山交タウンコーチ(路線バス)
所要時間:約25分
利用料金:620円
※『牧の原』下車後、実相寺の神代桜までは徒歩約30分が必要です。(約2㎞)
<日野春駅から神代桜へのアクセス>
最寄り駅のJR中央本線『日野春駅』には路線バスがなく、常駐タクシーもありません。
なので事前の予約がおすすめです。
徒歩で神代桜まで行くと約4.5㎞ほどあるので1時間近くはかかるでしょう。
◆タクシー利用
・『日野春駅』から
所要時間:約15分
目安料金:約2000~2500円
北杜タクシー
TEL:0551-32-2055
・JRで特急を利用して『小淵沢駅』で下車した場合
所要時間:約30分
目安料金:約4000~5000円
小淵タクシー
TEL:0551-36-2525
※タクシーで春のおすすめスポットを回るコースなどもあります。
山梨 神代桜の混雑具合
神代桜はやはり人気のスポットなので山梨県とは言えど、都心からも割と近くたくさんの観桜客で混雑します。
土日祝はもちろん、平日でも割と人出は多いです。
お昼前には実相寺周辺は駐車場の空き待ちの行列にができ、一般道まで渋滞します。
テレビ番組で紹介されたこともあり2018年では相当観桜客が増えました。
神代桜は山梨県内では有名なスポットですが、観桜期以外では混雑する場所ではありません。
なので周辺の道路も狭く駐車場も少なめです。なおかつツアーバスなどの大型バスも入ってくるので駐車場に止めるのにも時間がかかります。
比較的ゆっくり見るのであれば朝早くか夕方からの観桜が混雑もまだ少なめでおすすめです。
山梨 神代桜の駐車場情報
実相寺の境内のすぐ南側に有料駐車場があります。
利用料金:一回 500円
境内までは徒歩約1分なのでかなり近いので駐車場に止めるにはかなり混雑します。
トイレ:駐車場横に1カ所と境内にも1カ所
他仮設トイレも駐車場横に設けられます。
観桜シーズンの「神代桜まつり」の期間中にはこの駐車場以外に臨時駐車場が設けられます。
神代桜まつり臨時駐車場
利用料金:普通車/500円 中型バス/1000円 大型バス/2000円
他にも地元の民家での有料駐車場も臨時オープンします。
臨時駐車場
1日:400円でとめられるところもあるようです。
「山梨 神代桜へのアクセス方法!混雑具合や駐車場情報も紹介」のまとめ
山梨県で人気の桜の名所、実相寺の『山高神代桜』。
推定樹齢2000年を超える国の天然記念物にも指定されている日本最古のエドヒガンザクラです。
また日本最大級の巨木でもあり、「日本三大巨桜」の1つに選ばれています。
首都圏からも割と近くアクセスもしやすいので、観桜期になると周辺はもちろん周辺道路もかなり混雑し渋滞します。
平日の朝の早い時間や夕方に時間をずらして行くのが比較的混雑がマシにはなると思いますが、混雑覚悟で向かっても南アルプスをバックに咲き誇る桜の佇まいは一見の価値があるかと思います。
山梨での桜巡りの参考になれば幸いです。
関連記事
「日本三大桜」
・岐阜 淡墨桜へのアクセス情報|駐車場や周辺の観光スポットも紹介
・三春滝桜の見頃と開花予想、アクセスから混雑回避まで徹底攻略!
・福島 三春滝桜へのアクセス|車の場合は?|観光スポットも紹介