吉野の桜といえば今や全国的でも有名な奈良県を代表する桜の名所です。
桜のシーズンになれば観光客で込み合うことも避けられません。
現地へのアクセスの仕方を電車、車の場合で解説していきます。
またロープウェイについても紹介していきましょう。
Table of Contents
吉野の桜へのアクセス~電車の場合~
吉野の桜へのアクセスですがおすすめは電車などの公共交通機関での移動をおすすめします。
吉野山の観桜に伴って周辺の道路は大変混雑するからです。
吉野の桜への最寄りの駅は?
電車でのアクセスの場合最寄りの駅は『近鉄吉野駅』になります。
◇東京・名古屋・京都方面からのアクセス
①JR京都駅から近鉄京都駅へ乗り換え(徒歩すぐです)②近鉄『京都駅』~『橿原神宮前駅』で乗り換え
(近鉄特急で乗り換えなしの場合56分 特急券900円要)
(近鉄急行で乗り換えなしの場合約1時間15分)
③近鉄『橿原神宮前駅』から『吉野駅』へ
(近鉄特急で約40分)
(近鉄急行で約52分)
近鉄『京都駅』~『吉野駅』
所要時間: 約1時間45分(特急利用の場合)
特急なし: 約2時間05分
◆運賃
近鉄『京都駅』~『吉野駅』
大人普通運賃: 1230円
小児普通運賃: 620円
特急利用の場合
大人特急料金: 1320円 計2550円
小児特急料金: 660円 計1380円
◇名古屋・三重方面からのアクセス
①近鉄『名古屋駅』から『大和八木駅』で乗り換え
(近鉄特急で約2時間)
(近鉄急行で約2時間40分)
②近鉄『大和八木駅』から『橿原神宮前駅』で乗り換え
(約5分)
③近鉄『橿原神宮前駅』から『吉野駅』へ
(近鉄特急で約40分)
(近鉄急行で約52分)
近鉄『名古屋駅』~『吉野駅』
所要時間: 約3時間(特急利用の場合)
特急なし: 約4時間
◆運賃
近鉄『名古屋駅』~『吉野駅』
大人普通運賃: 2390円
小児普通運賃: 1200円
特急利用の場合
大人特急料金: 1990円 計4380円
小児特急料金: 950円 計2150円
◇大阪・神戸・西日本方面からのアクセス
①JR『大阪駅』から環状線で『天王寺』下車 190円
所要時間:約20分
②JR天王寺から近鉄『大阪阿部野橋駅』へ乗り換え 徒歩約5分(約400m)
③近鉄『大阪阿部野橋駅』から『吉野駅』へ 970円
所要時間:約1時間20分
特急なし:約1時間40分
JR『大阪駅』~近鉄『吉野駅』
所要時間: 約1時間40分~1時間50分(特急利用の場合)
特急なし: 約2時間00分~2時間25分
◆運賃
JR『大阪駅』から『天王寺駅』
大人普通運賃: 190円
小人普通運賃: 90円
近鉄『大阪阿部野橋駅』から『吉野駅』
大人普通運賃: 970円
小児普通運賃: 490円
特急利用の場合
大人特急料金: 510円 計1480円
小児特急料金: 260円 計 750円
大阪阿部野橋駅~吉野駅へは近鉄特急や観光特急がおすすめ
□青の交響曲(シンフォニー)
『大阪阿部野橋駅』と桜の名所”吉野山”の玄関口『吉野駅』を結ぶ南大阪線・吉野線を観光特急”青の交響曲(あおのシンフォニー)”が運行しています。
濃紺のボディに車内はゴージャスな内装になっており、まるでオリエント急行のような雰囲気の豪華な電車で上質な旅気分を味わうことができます。
1日4便で
大阪阿部野橋駅発→吉野駅着
(1便)10:10発 →11:26着
(3便) 14:10発 →15:26着
近鉄吉野駅発 →大阪阿部野橋駅着
(2便) 12:34発 →13:51着
(4便) 16:04発 →17:22着
となっています。
週6日運行してますが、水曜日は運休になっています。祝日の場合は運行する日もあります。
”青の交響曲”『大阪阿部野橋駅』から『吉野駅』の料金
大人 720円(特急料金)+970円(運賃) 合計1690円
小児 490円(特急料金)+370円(運賃) 合計 860円
観光特急「青の交響曲(青のシンフォニー)」に乗車した方に限りお得な貸し切りタクシープランもあります
◇運行日: 青の交響曲の運行日に合わせて運行
◇貸切運賃:1台あたり7110円(4名まで乗車出来ます)
◇申込方法:利用日の7日前から前日までに以下のタクシー会社へ直接申込になります。
○奈良近鉄タクシー 0746-32-2961
○千石タクシー 0747-52-2555
○吉野口タクシー 0747-52-2077
申込受付時間 9:00~17:00
※天候や道路状況、また予約状況などにより受付ができない場合もあります。
□さくらライナー
南大阪線・吉野線で初となる特別車両(デラックスカー)が導入され、吉野をモチーフとした空間が演出されています。
デラックスカーの車内は広々とした3列の椅子で、荷物棚や仕切扉に吉野産の木材や和紙が使用された上質感のある空間になっています。
運転台の後部にはワイドな展望を眺めることができる展望スペースも設けられています。
全席禁煙ですが編成内に1カ所喫煙室が設けられています。
車内には車いす利用対応の「多目的化粧室」もあり、室内にはベビーベッドも設置されています。
※デラックスカーを利用の場合は、普通運賃・特急料金の他に特別車両料金も必要になります。
”さくらライナー”『大阪阿部野橋駅』から『吉野駅』のデラックスカーの料金
大人 720円(特急料金)+970円(運賃) 合計1690円
小児 370円(特急料金)+490円(運賃) 合計 860円
“さくらライナー”『大阪阿部野橋駅』から『吉野駅』のレギュラーカーの料金
大人 510円(特急料金)+970円(運賃) 合計1480円
小児 260円(特急料金)+490円(運賃) 合計 750円
吉野の桜へのアクセス~車の場合
吉野への観桜は公共交通機関での移動がおすすめですが、車でのアクセスを選ばれる方もおられるかと思います。
その場合のアクセスの仕方と現地での駐車場についてご紹介していきましょう。
3月の終わりから5月の上旬にかけては交通規制も実施されます。
また4月の土日ではパークアンドバスライドも実施される場合があります。
マイカーで来られる方は郊外駐車場を利用されたほうがいいでしょう。
大阪方面から吉野へのアクセス
□松原JCT~阪和道~
□美原JCT~南阪奈道路~
□葛城IC~大和高田バイパス~
□小房~国道169号~
□吉野大橋北詰~県道15号~
□吉野
・葛城ICを出てインター出口からすぐに下りずに「大和高田バイパス」の終点まで行くと自然に下りられます
・「大和高田バイパス」終点で「小房」交差点で右折
・13㎞ほどで「土田」交差点(T字路)を左折で吉野川沿いに走る
・「吉野大橋北詰」を右折し県道15号を進むと吉野町へいけます。
□松原JCT~西名阪自動車道~
□柏原IC~ 国道165号~
□橿原~国道169号~
□吉野大橋北詰~県道15号線~
□吉野
京都方面から吉野へのアクセス
□城陽IC~京奈和自動車道~
□木津IC~奈良バイパス(国道24号)~
□郡山~京奈和自動車道(無料区間)~
□橿原北~橿原バイパス(国道24号)~
□曲川町東~国道166号~大和高田バイパス~(国道165号)~
□小房~国道169号~
□吉野大橋北詰~県道15号~
□吉野
・郡山から京奈和自動車道(無料区間)を橿原北の終点まで行きそのまま直進
・曲川町東の交差点を左折で国道166号を直進、大和高田バイパスに合流で国道165号に変わる
・13㎞ほどで「土田」交差点(T字路)を左折で吉野川沿いに走る
・「吉野大橋北詰」を右折し県道15号を進むと吉野町へいけます。
名古屋方面から吉野へのアクセス
□名古屋西JCT~東名阪自動車道~
□亀山IC~名阪国道~
□針IC~国道369号~国道370号~
□吉野
・針ICから国道369号を吉野方面へ左折
・榛原バイパスを通り突き当たりを右折
・萩原を左折で国道370号に入る
・途中、『津風呂湖』方面へ入る道を右折
・『津風呂湖』を過ぎ『津風呂湖入り口』交差点を右折国道169号へ入る。
・吉野川沿いに走り「吉野大橋北詰」を左折し県道15号を進むと吉野町へいけます。
吉野の桜へのロープウェイ
近鉄吉野駅から徒歩3分弱にある『千本口駅』からロープウェイに乗って約3分で山上の『吉野山駅』までいくことができます。
日本最古のロープウェイになっており朝の8時から夕方まで上り・下りと毎時間4本運行してます。
大人350円 小人180円となっています。
『吉野山駅』
『千本口駅』から約3分で到着するこの『吉野山駅』周辺は下千本桜が周辺を取り囲みます。
運休中のロープウェイ
残念ながら車両故障のために吉野山のロープウェイは一昨年から運休しています。
昨年などは吉野神宮前から吉野山観光駐車場の間を代行バスが運行していました。
また近鉄吉野駅から中千本公園までは例年奈良交通による臨時バスの運行があります。
吉野の桜へのアクセス電車と車の場合~ロープウェイについても紹介まとめ
奈良を代表する桜の名所『吉野山』
吉野の桜を見に行くためのアクセスの仕方をまとめました。
大人気の桜の名所なので大混雑も予想されるため電車など公共交通機関での移動をオススメしますが車でのアクセスも解説させていただきました。
車で来られる場合は近隣の方に迷惑にならないように駐車場所などにも注意しましょう。
電車で来られる場合は吉野をモチーフとした空間が演出された”さくらライナー”や観光特急”青の交響曲(シンフォニー)”などに乗車するとさらに楽しい旅になるでしょう。
素敵な観桜の旅になれば幸いです。
関連記事
◆奈良県吉野山の観光ガイド!花見からお食事&お土産、アクセスまで!