教科書でも見たことのあるであろう『石舞台古墳』
古墳時代後期に築造されたと推定される奈良県飛鳥地方にある古墳です。
“古墳”としても日本最大級の横穴式石室をもつ、奈良を代表する古墳のひとつで国の特別史跡にも指定されています。
周辺には「日本最古と言われている飛鳥大仏」が本尊の『飛鳥寺』があったりと、飛鳥時代という太古のロマンを感じることのできる場所なので、歴史が好きな方にはもちろんですが一般的にも人気の観光スポットになっています。
『石舞台古墳』だけでも見に来られる価値はあるかと思いますが、春になれば桜と菜の花が咲き、見頃になるとピンクと黄色に彩られた絶景が見られます。
そんな『石舞台古墳』の桜の開花情報をご紹介していきましょう。
Table of Contents
石舞台古墳の桜 開花情報
石舞台古墳の周囲にはたくさんの桜が植えられています。
桜の開花時期以外の石舞台古墳の周囲の景色は、どちらかというと寂しいものです。
その分歴史を感じることはできるのかもしれませんが…。
しかし春になって桜の時期になると石舞台古墳を囲むように桜が咲き誇ります。
2019年の桜の開花予想
2019年の桜の開花情報ですが、暖冬の影響もあってか西日本では例年なみか少し遅めの開花と予想されています。
石舞台古墳のある奈良県飛鳥地方の開花予想は3月26日頃~3月31日頃とされます。
石舞台古墳へのアクセス
<電車>
近鉄『桜井駅』下車 奈良交通バス『石舞台』バス停下車 徒歩約3分
近鉄『橿原神宮前駅』下車 奈良交通バス『石舞台』バス停下車 徒歩約3分
近鉄『飛鳥駅』下車 奈良交通バス『石舞台』バス停下車 徒歩約3分
<車>
◇駐車場
収容台数:200台
利用料金:1日1台500円 17時以降は無料
名阪国道『天理東IC』~県道51号~国道169号~県道15号
石舞台古墳の桜 見頃は?
石舞台古墳の回りにはたくさんの桜が咲きます。
ソメイヨシノ以外にも菜の花がたくさん咲きます。
見頃の時期にタイミングがうまく合わされば、「桜」と「菜の花」の満開時に飛鳥の山々を背景に菜の花「黄色」と桜の「桃色」そして石舞台の石の色が折りなす美しい景色が浮かびあがるのを見ることができるでしょう。
石舞台古墳の近くから見る景色も美しいですが、少し離れた場所にある小高い丘から見下ろす「満開の菜の花と桜の景色」も素晴らしいです。
例年の見頃は3月下旬から4月下旬頃になっています。
2019年は暖冬の影響もあり、桜の開花の時期が例年なみか少し遅めになると予想されています。
去年が例年と比べても全国的に桜の開花が早かったので2018年に比べれば少し遅めとなるかと思われます。その分、去年よりは桜の見頃も遅めになるでしょう。
予想としては開花してから5日~7日くらいが見頃となり満開になると思われます。
石舞台古墳の桜 ライトアップ情報
石舞台古墳の夜桜のライトアップは古墳の存在感も合わさって『歴史』の情緒をより感じられるものになっています。
真っ暗の空間に浮かび上がる”ライトアップの光に照らされた石舞台の「光と影」と回りを彩る「約60本の桜」のコントラスト”はとても美しく幻想的でしょう。
またライトアップが始まった18時頃の、まだ外の光が残る中で照らされた石舞台と桜の背景にうっすらと見える飛鳥の町並みと山々のコラボレーションは『和』の美しさをより高めるものになっています。
2018年のライトアップでは沿路に和傘が並べられ、さらに「和」の情緒が演出されていました。
開催場所:石舞台古墳、国営飛鳥歴史公園石舞台地区
点灯:18:00~21:00
料金:石舞台古墳入場料 2019年4/1から改訂
個人 一般/300円 高校生以下/100円 共通券/700円
団体(30名以上) 一般/250円 高校生以下/50円 共通券/150円
「石舞台古墳の桜の開花情報!見頃はいつ?ライトアップ情報も紹介」のまとめ
太古のロマンを感じることができる石舞台古墳は、それだけでも十分に観光スポットになっていますが、春になると約60本の桜が回りを囲むように咲き誇り見所がさらにアップします!
また菜の花の満開とタイミングが合えば美しさもさらに増し、飛鳥の町並みや山々を背景とした素晴らしい景色を目にすることができるでしょう。
また、ライトアップされた夜桜も明るい時間に見る石舞台古墳とはまた違った『和』の情緒を感じる幻想的なものになっています。
ぜひご覧になってはどうでしょうか。
奈良での桜巡りの参考になれば幸いです。
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