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奈良県長谷寺の桜の見頃!お花見情報とアクセスの仕方~春の特別拝観

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奈良県桜井市、花の御寺としての愛称もある『長谷寺』
牡丹でも有名なこの長谷寺は桜の名所でもあります。

ソメイヨシノやヤマザクラ、しだれ桜など約1000本の桜が咲き誇る境内の様子をお伝えしていきます!

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奈良県 長谷寺の桜の見頃について

長谷寺門前マップ

長谷寺の門前には大きな観光マップがあります。周辺の交通案内も書かれています。

ここから駐車場までがだいたい500mほどです。

長谷寺の桜の見頃

長谷寺の入り口

長谷寺の桜の見頃は例年4月上旬から4月中旬です。

境内に咲く桜の種類はソメイヨシノ・ヤマザクラ・奈良八重桜・しだれ桜・ベニシダレザクラ・寒緋桜・御衣黄・八重桜・初瀬桜などで、その本数はなんと約1000本にもなります。

長谷寺の門前の枝垂れ桜

総受付の向かいに咲く「シダレザクラ」が早速迎えてくれます。

4月から9月の拝観期間は朝8:30から夕方5:30となっています。

ちなみに3月は朝9時から夕方5時までです。

普門院不動堂

長谷寺普門院不動堂

【入山受付】に行く手前に【普門院不動堂】がありました。

中には国の重要文化財に指定されている『木造不動明王坐像』が御本尊として安置されています。

入山受付

長谷寺入山受付

こちらが【入山受付】になります。

入山料は大人(中高生以上)が500円、小学生が250円になっています。
30名以上の団体は大人が400円、中高生が350円、そして小学生が200円と割引されます。

訪れた日は4月の上旬だったのですが、3月1日(木)~6月30日(土)まで特別拝観が開催されていました。

普段、関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の中に入る事ができるのです。
そして10mを超える日本最大の木造の十一面観世音菩薩立像のお御足に直接触れてお参りすることができるのです。

なので特別拝観と入山料のセット料金で1人1300円払って入ることにしました。

特別拝観

期間:3/1(木)~6/30(土)

時間:3月 9:30~16:00 4~6月 9:00~:16:00

料金:1000円(入山料500円別途) / 1300円(入山料500円込み)

西国札所中興の祖、花浜法皇一千年御遠忌記念事業の一環として始まって現在では春と秋の年2回開催されます。

長谷寺境内地図

境内地図には季節の花の『ビューポイント』も記されていました。

長谷寺境内地図の花

さくらのビューポイントがカメラのマークで記されています。

長谷寺境内地図のアップ2

総受付の辺りも『ビューポイント』になっているみたいです。

長谷寺境内地図のアップ3

あとは【本堂】の舞台からの景色や『嵐の坂』そして『馬頭夫人社』の辺りが『ビューポイント』のようです。

長谷寺境内地図のアップ

【五重塔】からの景色もいいみたいですね。

その辺りも見に行ってみたいと思います。

長谷寺の桜の見頃と拝観期間や料金について

開花時期 例年4月上旬~4月中旬
桜の種類 ソメイヨシノ・ヤマザクラ・奈良八重桜・しだれ桜・ベニシダレザクラ・寒緋桜・御衣黃・ヤエザクラ・初瀬桜
桜の本数 約1000本
拝観期間 4月~9月 8:30~17:30 / 10月~11月,3月 9:00~17:00 / 12月~2月 9:00~16:30 ※ぼたんまつり期間等時間延長あり
入山料 大人(中高生以上)500円 小学生250円 / 団体:大人450円 中高生350円 小学生200円
トイレ あり 5カ所
例年の人出 約4万人
注意事項 一脚、三脚の使用禁止

長谷寺のお花見情報[奈良県]

長谷寺の仁王門

長谷寺仁王門

目の前に見えるのが長谷寺の仁王門です。長谷寺の総門で三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門です。

仁王門の両脇には仁王像が、そして楼上には釈迦三尊十六羅漢像が安置されています。

現在の建物は1889年(明治22年)に再建されたものです。

登廊からのシダレザクラ

右手にはベニシダレザクラが咲き誇っています。

 

楼門

長谷寺仁王門の下

さあそれでは【仁王門】をくぐって中へと入っていきましょう!

長谷寺の登廊

長谷寺登廊入り口

仁王門をくぐると目の前には【登廊】が続いていきます。

平安時代の1039年(長暦3年)、春日大社の社司中臣信清が子供の病気平癒のお礼に造ったものです。
百八間、三九九段、上・中・下の三廊に分かれています。

下・中廊は1889年(明治22年)に再建されたものです。また登廊の真ん中上には長谷型灯籠が吊るされています。

案内

登っていくと案内が立っていました。本堂の方へ向かっていきます。

登廊の風景

左の登廊が下、奥に見えている右上へと続いていくのが中の登廊になります。

登廊に沿うようにして桜も色々な色で咲いています。

登廊の途中にある牛の目

登廊にあった牛の目

登廊を登っていくと途中穴の開いた石階段が出てきます。

『これは牛の目といって踏んではいけない石です』と後から来ていたバスガイドさんが言っていました。
がそれを聞いたのはこの段を過ぎたあとでした……。踏んだかどうかが分からないです……。

399段の登廊を造る際に牛に重い石を引っ張らせて運搬したそうです。牛に感謝をし、その供養の意味を表すのがこの『牛の目』だそうです。

長谷寺登廊の看板

登廊はまだまだ続きます。

蔵王堂

長谷寺蔵王堂の蔵王三鈷

これは蔵王権現が右手にもつ三鈷杵(さんこしょ)という法具です。

手で触れて願い事をすることができます。

長谷寺続く登廊

さあ登廊も上の廊です。あと少し!登っていきましょう。

鐘楼

登廊の上鐘楼

登廊を登り切った所です。上には大きな鐘楼が吊るされています。
これは実際に鳴らされることがあるのでしょうか?気になるところです。

本堂

長谷寺本堂

さあ、本堂までやってきました。中の様子はカメラで撮ってはダメなので、報告だけにしておきます。

 

靴を脱いで本堂の中にある特別拝観の入り口へとチケットを持って中へ行きます。

ひも

長谷観音さまとご縁を結んでいただくための『五色線(ごしきせん)』を左手につけます。

さらに奥へと行きます。

かがんでしか歩けないような高さの廊下を進んでいくと、観音様のおられる部屋に入る入り口があります。

中へ入ると観音様の大きな足に触れて願い事をすることができます。

上を見上げると大きな観音様の姿を真下から見ることができます。

お願い事がすんだら観音様の周りを右回りで回って部屋を出て、もとの場所にもどります。

本堂から見た桜の景色

大殿堂あたりからの桜

本堂からは広がる景色をみることができます。こうして見るとだいぶ高い所まで来ているのが分かります。

長谷寺本堂の南面の大殿堂

奥には五重塔が見えます。何百年も前にこんな山奥に、こんな大きな建物をたくさん造った昔の人たちを思うと本当に「凄い」と感じます。

長谷寺本堂周辺からの景色

山を彩るいろんな桜が点々と咲き誇っています。

長谷寺のヤマザクラ

ヤマザクラが咲き誇っていました。

長谷寺五重塔と桜

山奥の中で存在感を放つ五重塔と納骨堂です。

この景色は何百年も遡っても変わらない景色なんでしょうね。

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大黒堂

長谷寺大黒堂

大和七福神八宝霊場の一所。尊像は弘法大師の御作と伝えられています。

福徳円満の福袋

大黒堂の福袋

財宝の詰まった大黒天さんの持ち物。「手を触れ富貴福沢を願いましょう。」とのことなのでやってみることにしました。

開運招福の打ち出の小槌

大黒堂の打ち出の小槌

財宝を招く大黒天さんの持ち物になります。

こちらも触って福徳幸運を授かりましょう!とのことなのでやってみることにしました。

西からみた本堂

長谷寺の本堂の西面

小初瀬山の中腹、断崖絶壁に懸造り(舞台造)された南に向いた大殿堂です。

御本尊は日本最大の木造の十一面観世音菩薩立像です。

本堂は平成16年12月に国宝の指定をうけています。他にも銅板法華説相図、法華経安楽行品、蒔絵経箱が国宝になっています。

弘法大師御影堂(こうぼうたいしみえどう)

長谷寺弘法大師御影堂

宗祖、弘法大師1150年御遠忌を記念して1984年(昭和59年)総檜で建立されたものです。

大師の両側には細密な版画『長谷寺版両界曼荼羅』が祀られています。

本長谷寺

天武天皇の勅願によって道明上人がここに精舎を造営したことから本長谷寺と呼ばれているそうです。

五重塔

長谷寺五重塔

朱が綺麗で存在感を醸し出しています。

1954年(昭和29年)戦後の日本で初めて建てられた五重塔になります。

『昭和の名塔』とも呼ばれています。

長谷寺五重塔あたりからの景色

この辺りからの景色も爽快です。改めて深い山の中にあることを感じます。

御守授与所 お土産処

長谷寺御守授与所お土産処

こちらは御守授与所とお土産処が一緒になったものです。

入り口にはTシャツなども売られていました。

長谷寺の階段

長谷寺の境内は坂が多く階段もたくさんあります。

足腰の弱い方は少し厳しいかもしれません。

お土産処前の桜

開山堂近くの場所にはたくさんの桜が咲いていました。

下から見る桜

この日はとても天気が良く、下から見上げた桜の桃色と空の青とのコントラストも素晴らしかったです。

長谷寺ベニシダレザクラ

こちらにはベニシダレザクラが咲き誇っていました。

トイレ

トイレ

境内には計5カ所のトイレがあります。

「総受付の前」と「仁王門から駐車場へ行く途中」、そして「開山堂」隣のトイレは車椅子対応になっています。

ヤマザクラ

こちらにもヤマザクラが咲きほこっていました。

長谷寺の境内に咲く桜

境内のいたるところに桜が咲いていて飽きさせません。

白い桜

ソメイヨシノ・しだれ桜・ベニシダレザクラ・ヤマザクラと咲く時期も少しずつ違うので、この時はまだ見れなかった奈良八重桜などはこれから咲くのかもしれません。

階段そばに咲く桜

それぞれが違った美しさを見せてくれます。

ベニシダレザクラの咲く様子

同じベニシダレザクラでも咲く場所によってまた表情が違ったりします。

桜が咲き誇る様子

まさに春の訪れを感じる風景ですね。

長谷寺境内の桜の様子

緑とも調和する桜の薄桃色。

長谷寺本坊付近の桜

奥に見えているのは【本坊】になります。

西参道の桜

ベニシダレザクラの右にはなんやら南国の木らしきものが?ww

このミスマッチはなかなか見られないのではないでしょうか。

長谷寺大きな花の木

まさに『花の御寺』にふさわしい景色がたくさんありました。

入山受付近くの桜のスポット

入り口周辺へと帰ってきました。この辺りも桜がとても綺麗に見えていました。

境内駐車場へ向かう道の桜駐車場へともどる道にも桜がたくさん咲いています。

 

それでは帰ることに。

帰る途中に寄った大神神社の大きな鳥居です。

大神神社の鳥居

奈良県長谷寺へのアクセスは?

<車の場合>

名阪国道利用

【針IC】~県道38号経由~長谷寺 約40分


【葛城IC】~国道165号経由~県道38号~長谷寺

長谷寺周辺にはたくさんの駐車場があります。

長谷寺境内駐車場

長谷寺境内駐車場

一番長谷寺に近い駐車場になります。

長谷寺境内駐車場

長谷寺境内駐車場
収容台数:70台
駐車料金:普通車500円/バス2000円

県道38号線沿いにもいくつか駐車場がありますが、ほぼ500円でした。

<電車の場合>

大阪方面から

JR【大阪駅】~環状線~【鶴橋駅】~乗り換え
近鉄【鶴橋駅】~近鉄大阪線~【長谷寺駅】下車

京都方面から
近鉄【京都駅】~近鉄京都線~【西大寺駅】~近鉄橿原線~【大和八木駅】~近鉄大阪線~【長谷寺駅】下車

長谷寺駅から徒歩約15分ほどです。

「奈良県長谷寺の桜の見頃!お花見情報とアクセスの仕方~春の特別拝観」まとめ

「花の御寺」と呼ばれる長谷寺はその名の通り、至るところに花に包まれたお寺です。
歴史を感じる境内には約1000本というたくさんの桜が咲き誇ります。牡丹や紫陽花や紅葉と移り変わる季節によって様々な美しさを見せてくれる長谷寺です。
春にはぜひ桜に染まる長谷寺を訪れてみてはどうでしょうか?
奈良の桜めぐり、お寺めぐりの参考になれば幸いです。

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