きっず光科学館ふぉとんは京都府木津川市にある光に関する日本ではじめての科学館です。
みんなに身近な「光」をテーマに、様々な不思議を体験したり、性質を楽しく学ぶことができる体験型の科学館になっています。
今回息子と遊びに行ってきたので詳しく紹介していきます。
Table of Contents
きっず光科学館ふぉとんで子供と遊ぶ!
『きっず光科学館ふぉとん』は京都府は南部の木津川市梅美台にあります。
プラネタリウムのある大きな建物が目印です。
「きっず光科学館ふぉとん」ってどんなとこ?
光の持つ「不思議」を楽しく体験して、光の「性質」や「最先端の光の技術」を楽しく学べる科学館です。
子供たちの光科学に対する興味を育むのはもちろん、親である大人も十分に楽しむことができる施設になっています。
「きっず光科学館ふぉとん」の館内について
・展示コーナー
・レーザーラボ(光の実験ショー)
・プラネタリウム
館内での楽しみ方は大きく分けてこれらの4つになります。
・親子で楽しめる「親子工作」ワークショップ
・光の不思議な世界を楽しめる「展示コーナー」
・光の実験ショーが行われる「レーザーラボ」
・臨場感のある映像をスクリーンで見て学べる「プラネタリウム」
また建物の外にもたくさんの楽しめるコーナーがります。
そして驚くのは。なんとそれらの全てが無料なのです!
入館料ももちろん無料です。
展示コーナーだけでも十分楽しめる内容になっていると思うのですが、それに加えて「親子工作」や「プラネタリウム」までもが無料なのは親としてはかなりお財布にやさしく嬉しいですね!(笑)
ちなみにですが、駐車場も無料です!
では館内の様子を紹介していきます!
「総合受付カウンター」
入館すると左手に「総合受付カウンター」があり当日のイベントと館内マップをもらえます。
工作や体験イベントの予約などもこちらでします。
中央にセグウェイっぽいものが見えますが、16歳以上限定でセグウェイ体験もすることができます。
エントランスホール~不思議なパネル~
ロビーの右上の天窓にパネルが見えると思いますが、このパネルにも不思議がありました。
このパネルを真下から見上げるとこんな感じなのですが……。
この大きな虫眼鏡の様なもので見ると……。
何やら模様が浮かび上がってきます!
展示コーナー「光の科学ゾーン」
偏光トンネル
トンネル中央を境にして偏光フィルムの向きが変わっており、外から見ると真ん中に壁があるように見え、壁の中から人が出てきたように見えるトリックです。
波のテーブル
スタートボタンを押すと波が起き、正面のスクリーンに波の様子が映し出されます。
レンズ型のブロックなどを置いて波がどのように伝わるのかを観察できます。”光の伝わりを教えてくれる水面の波”です。
光と音のパラボラ
大きなパラボラが2台向かい合わせになる形で置いてあります。
点灯すると、もう片方のパラボラの同じ位置に光や音が同じように集まるというものです。
虹
水がないのにボタンを押すと光の当たったところに「虹」が映し出されます。
光が当たっている壁には水滴の代わりに細かなガラスビーズがびっしりと並んでいるのです。
シャボン膜の虹
ロープを引っ張るとシャボン膜ができあがり、膜に当たった光が虹色に見えます。
赤青緑の影
「赤」「青」「緑」の三色のランプが点灯しており、それぞれの光の量を調節することができます。組み合わせ方や量を調節することで色が変わる様子を見ることができます。
体の等高線
中に立つと左右からたくさんの光の筋が体に射します。
光の当たった自分の全身を見ると体の凹凸に合わせて地図の等高線のように光の模様が現れます。
ウェーブマシーン
スタートボタンを押すと「上の方に見える赤い玉が連なった部分」に横波が発生します。さらにいくつもの波を発生させて波同士がぶつかったりするとどうなるかが試すことができます。
ウェーブミラー
鏡の前に近づいた時と離れた時で鏡に映る見え方や左右の写り方が変わるのを楽しむことができます。
凹面鏡
凸面鏡の前に手を出して見ると……。
逆さまになった自分の手が現れて握手できるかのようになります。
万華鏡
中に入ると鏡が正三角形に向かい合わせになっており、反射が無数に広がっていて、万華鏡の中に自分がいるかのような体験ができます。
凹面鏡
190個もの小さな凹面鏡がたくさんあり、それのひとつひとつに自分が映っています。
光の点滅で瞬間を見る
左右に振動する台の上に5枚の細い鉄板のようなものが立っていてグニャグニャと揺れます。
この揺れと光のストロボの点滅の周期が同じになると板が曲がったまま止まっているように見えます。また速さをかえることで色んな形に見えるというものです。
こちらは「いまはうごかないよ」ということで故障中だったようです。
ミラーボール
ハンドルを回すことで色々な光の粒の模様が見えます。光のシャワーを浴びるような感覚を味わえます。
展示コーナー「光の技術ゾーン」
展示コーナー「光の技術ゾーン」についてはコチラで紹介しています。
◆きっず光科学館ふぉとんで無料で遊ぶ!レーザーラボやアクセスも紹介 後編
きっず光科学館ふぉとん プラネタリウム
きっず光科学館ふぉとんの2階には「光の映像ホール」があります。
1階からスロープを上がっていった先にあります。エレベータで2階に行くこともできます。
この大きなスクリーン(全天周映像スクリーン)に最新のコンピューターグラフィック映像が投光されて臨場感のある映像を楽しむことができます。
上映時間が近づくと館内アナウンスが流れます。
僕たちは10分ほど前に行ったのですが、もうすでにけっこう並んでおられました。
それでも親子3人が横並びで座って見ることはできました。
良い席で見たければもう少し早めに並ぶといいでしょう。
途中入場はできないので見られる方は上映時間に間に合うように注意しましょう。
座ってから映像が始まるまで少し待ち時間があるのですが、その間館内のおじさんがセグウェイに乗って登場し、説明を兼ねての話をされました。
セグウェイおじさんは子供達の相手に慣れているのか、お話も上手で変わったジャンケンをしたりと子供たちを楽しませてくれました。
ホールにいた子供達も喜んでおり、待ち時間はあっという間でした。
映像が始まると……
映像が始まるともちろんホール内は真っ暗になります。
息子は4歳なんですが、暗くなるのが少しこわかったようです。
すぐに慣れましたが、もう少し小さなお子さんだと泣く子もおられるみたいです。
僕たちが見たのは「ブラックホールの謎」という内容でしたが、4歳の息子にはやはり少し難しかったようで、15分くらいしたら飽きてきたようで外に出たそうでした。(笑)
「恐竜」や「魔法使いの少年」のプログラムのなどの方が小さなお子さんにはいいかもしれませんね。
上映されるプログラムは「月」や「曜日」によって変わるのでHPでチェックしましょう!
◆光の映像シアター上映案内はコチラ(外部リンク)
上映時間はプログラムによって違いますが約20分~40分となっています。
映像内容と上映時間
・GRAVITATION~魔法使いの少年とロボット 不思議な一夜~(28分)
・ALMA まだ見ぬ宇宙へ(29分)
・プラネタリウム絵本「こぐま座のティオ星空だいぼうけん」(27分)
・恐竜の記憶(25分)
・今日の星空(本編15分)
・ブラックホールの謎(本編25分)
・THE MOON 月の不思議(25分)
・宇宙~その大きさを感じてみよう~(25分)
・ふと気になる宇宙(25分)
きっず光科学館ふぉとんの駐車場
車で行く場合、一度『きっず光科学館ふぉとん』の前を通り過ぎ、次の交差点でUターンして科学館へと入ります。
『きっず光科学館ふぉとん』に入ったところが駐車場になっています。
駐車場は30台とめることができ無料です!
臨時駐車場について
僕たちが訪れたのは日曜日の15時前だったのですが、駐車場は満タンでさらに他にも車が入ってきていました。
けっこう人気があるようですね。
入り口まで来ると「臨時駐車場の案内」の看板がたっていたのでそちらにとめることに。
駐車場を出て、Uターンした交差点まで戻ります。そこでUターンをせずに「国立研究開発法人 量子化学技術研究開発機構 関西光化学研究所」方面に入っていきます。
道なりに進んだ先に臨時駐車場はあります。
臨時駐車場からは階段を下りて『きっず光科学館ふぉとん』の入り口へと行くことができます。
きっず光科学館ふぉとんへのアクセス
「きっず光科学館ふぉとん」は京都府南部の位置するので京都はもちろん奈良からもアクセスしやすい場所です。
アクセスについてはコチラで詳しく紹介しています。
◆きっず光科学館ふぉとんで無料で遊ぶ!レーザーラボやアクセスも紹介 後編
「きっず光科学館ふぉとんに子供と遊ぶ!プラネタリウムや駐車場も紹介 前編」まとめ
『きっず光科学館ふぉとん』を紹介しました。
展示コーナーや工作、プラネタリウムに実験ショーとたくさんの楽しめるコーナーがあり全てが無料というのはかなり頑張ってくれている感じがします。
次回は実験ショーの様子や他の展示コーナーの様子も紹介したいと思います。
京都・奈良近辺で子供と遊ぶ場所をお探しの方の参考になれば幸いです。
関連記事
◆きっず光科学館ふぉとんで無料で遊ぶ!レーザーラボやアクセスも紹介 後編