京都府南部、奈良からも近い木津川市にある、日本初の”光に関する科学館”
『きっず光科学館ふぉとん』について紹介するブログの後編です。
「光」をテーマにしたこの科学館は光の様々な「不思議」や「性質」について楽しく体験したり学んだりでき、子供から大人までが楽しめる施設になっています。
子供の夏休みの自由研究などにもぴったりの場所だと思います。
今回息子と遊びに行ってきたので前編に引き続き紹介していきます。
Table of Contents
きっず光科学館ふぉとん
『きっず光科学館ふぉとん』は京都府南部の木津川市梅美台にあります。
奈良市内からも割と近いので奈良から訪れる方も多いでしょう。
建物の上にあるプラネタリウムが目印になります。
「きっず光科学館ふぉとん」ってどんなとこ?
光の持つ「不思議」や「性質」「最先端の光の技術」を体験しながら楽しく学べる科学館です。
子供たちの光科学に対する興味を育み、同時に親である大人も一緒に楽しむことができる施設です。
「きっず光科学館ふぉとん」の館内は?
・展示コーナー
・レーザーラボ(光の実験ショー)
・プラネタリウム
館内は大きく分けてこれらの4つのコーナーで楽しむことができます。
・親子で楽しめる「親子工作」ワークショップ
・光の不思議な世界を楽しめる「展示コーナー」
・光の実験ショーが行われる「レーザーラボ」
・臨場感のある映像をスクリーンで見て学べる「プラネタリウム」
そして館内の外にも楽しめるコーナーがあります。
前編でも紹介しましたが、『きっず光科学館ふぉとん』は入館料を含め、館内の楽しむコーナーが全て無料なのです!!
展示コーナーだけでも十分に楽しむことができると思うのですが、夏休みの自由研究などにもぴったりの「親子工作」「プラネタリウム」までもが無料で体験することができるのです!
前回は2階の展示コーナー「光の科学ゾーン」や「プラネタリウム」についてご紹介したので、今回は同じく2階の展示コーナーにある「光の技術ゾーン」や「レーザーラボ」そしてアクセスの仕方について紹介していきます。
前回の記事『光の科学ゾーン』や「プラネタリウム」についてはコチラから
1階 エネルギーコーナー
僕たちの日常の中のエネルギー、これからのエネルギーについて様々な展示がされています。
奥に見える大きな電卓ではモニターに出された質問に答えながら電卓のキーを押していくと1日の電気使用量が分かります。
他にも「放射線の性質」について見られるものや「電力の割合」について学べる装置などがありました。
こちらは「地球に優しい電源」を知るためのスイッチです。
『シム・エネルギー・アイランド』
ペダルを漕いで時間内にチェックポイントをめぐり点数を競うものです。
1階 「光の再発見ゾーン」
太古の昔から人間の暮らしを支えてきた「太陽」と「人類」の営みを通じて「光の恩恵」を見直すゾーンです。
さまざまな光が紹介されています。
こちらはミニチュアを使って歴史とともに変わってきた「人類と光との関係」を表したものです。
最初は「松明(たいまつ)」です。
「ランプとロウソク」に変わってきます。
「ガス灯」に変わっていきます。
1882年、明治時代の東京・銀座で電気時代の始まりとなった「アーク灯」が日本で初めて夜の街路を照らしたそうです。
「エジソンの電球」
人類の歴史上初めて炎以外の安全で明るい光が多くの家庭に灯るようになりました。
「白熱灯」のやわらかな光が一家の団らんを包むようになります。
「固体光源」
LEDやレーザーといった「固体光源」の実用化が進むようになりました。
人間に暮らしにとって光は切り離すことのできないものです。
1階 光の百面相
顔に当たる光の角度によって、顔の印象が変わるのを体験できる部屋です。
トイレ
トイレは1階にも2階にもあります。
また、1階のトイレ内ではオムツ替え用のシートが設置されています。
ベビーカー&授乳室
ベビーカーの貸し出しもあります。授乳の際は係の方に言えば授乳室の利用もできます。
館内はバリアフリー
1階から2階へはスロープを使ったり、エレベーターを利用したりもできます。
また貸し出し用車いすも常備されています。
2階 展示コーナー「光の技術ゾーン」
レーザーで読む・書く
レーザーだからこそ作ることが出来る本物そっくりの立体的なホログラムなどが展示されています。
レーザーで見る・測る
まっすぐにほとんど広がらずに進み、反射して戻ってくるレーザー光。
この光を使うと月までの距離も測ることができます。
レーザー測量機から発射したレーザー光が対象物に反射して戻ってきた時間から距離を計測することができます。
光で通信する
光通信を体験することができる機械です。
穴がたくさん開いた円盤が光を遮り点滅信号になり光ファイバーを通ってタンバリンとシンバルの叩くリズムに変換される装置です。
レーザーで加工する
レーザー光を使えば太陽よりも強い光を作ることができ、硬い物からふにゃふにゃしたものまでスパッと切断できます。
その技術を使えば目に見えないほど細やかな彫刻もできます。
それらについて学べる装置です。
暮らしの中の光技術
日常の暮らしの中に登場する光には「照明」以外にも色々あります。それらについて学べる装置です。
レーザー光の性質
レーザーの性質についてみる装置です。
レーザーの種類
レーザーの種類について学べる装置です。
エジソン コーナー
有名なアメリカ合衆国の発明家”エジソン”のコーナーです。
蓄音機などエジソンに関するものが展示されています。
きっず光科学館ふぉとん レーザーラボ~光の実験ショー~
2階の光の技術ゾーンの奥には『レーザーラボ』という光の実験ショーを見ることができるコーナーがあります。
光の性質について色々「見て」体験することができます。
「光の実験ショー」では、この穴の空いたオレンジの紙を渡されました。
この天井の電気を普通に見れば、こんな感じなのですが…。先ほどのオレンジの紙の穴から覗いてみると……。
電気の光が八方に広がっているのが分かります!そして伸びた光の外側から「赤色」「橙色」「黄色」「緑色」「水色」「青色」「紺色」のように色がついているのが分かると思います。
このオレンジの紙の穴には不思議なフィルムの様なものが貼ってあり、穴越しに光を見れば他の光でも八方に広がって見えるのです。
また色については覗いて見た「光に性質」よって色のつきかたが変わるようです。
他にも「レーザーを使った実験」など色々と見ることができました!
この日は15時から『レーザーラボ』での実験ショーでしたが、同じ15時から1階では『親子工作』がありました。
時間が重なった時、どちらに参加するかは迷うところですね。
きっず光科学館ふぉとん |
|
住所 | 京都府木津川市梅美台八丁目1番地6 |
開館時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 毎週 月・火曜日、年末年始(12/29~1/3)祝日、振替休日の場合はその翌日 |
入館料 | 無料 |
駐車場 | 30台 無料 満車時は臨時駐車場の利用となります。 |
きっず光科学館ふぉとんへのアクセスの仕方
きっず光科学館ふぉとんは京都の南部に位置するので奈良からもアクセスしやすくなっています。また京奈和自動車道の『木津IC』からも近いので大阪方面からのアクセスも便利です。
電車と車の場合でそれぞれ紹介していきます。
<電車の場合>
JR『奈良駅』下車
『奈良交通バス』
◆西口15番のりば
・「112」番(浄瑠璃寺行き)乗車 『梅美台西』下車 約20分
・「109、209」番(加茂駅行き)乗車 『梅美台西』下車 約20分
◆西口11番のりば
・「153」番(州見台8丁目行き)乗車 『梅美台西』下車 約20分
近鉄『奈良駅』下車
『奈良交通バス』
◆13番のりば
・「112」番(浄瑠璃寺行き)乗車 『梅美台西』下車 約17分
・「109、209」番(加茂駅行き)乗車 『梅美台西』下車 約20分
◆21番のりば
・「153,154」番(州見台8丁目行き)乗車 『梅美台西』下車 約17分
バス停からは徒歩すぐです。
<車の場合>
京奈和自動車道・国道24号利用の場合
『木津IC』から加茂方面へ約5分
『きっず光科学館ふぉとん』に入ったところに駐車場はあります。
収容台数は30台で無料です!
「きっず光科学館ふぉとんで無料で遊ぶ!レーザーラボやアクセスも紹介 後編」まとめ
前回から引き続き「きっず光科学館ふぉとん」についてご紹介しました。
「レーザーラボ」での光の実験ショーを始め、紹介していないのを含め、まだまだたくさんの楽しめるコーナーがあります。
そしてそれら全てが無料で楽しめるのでお子さんとのお出かけにはおすすめの場所です。
4歳以下のお子さんだと興味は持ってもすぐに飽きてしまうこともあるかもしれませんが、5歳くらいから小学生のお子さんにはかなりおすすめの場所です。
とくに夏休みの時期だと自由研究などにもぴったりだと思います。
京都や奈良周辺でお子さんとのお出かけ場所を探しておられる方の参考になれば幸いです。
関連記事
◆きっず光科学館ふぉとんで無料で遊ぶ!プラネタリウムや駐車場も紹介 前編