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お盆に供える馬や牛の作り方と飾り方、処分の仕方は?

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お盆になったら供えられるキュウリやナスで作った『馬』や『牛』。
テレビのニュース番組などで見たことがある方もおられると思います。

ですが実際に作ったことがないという方もけっこうおられると思います。

東北や関東地方などでは飾られる『馬』や『牛』も関西や九州地方ではあまりみかけることはありません。

地域によってもこの風習はいろいろあるようです。
今回はお盆に飾られる『馬』や『牛』の作り方や並べ方、処分の仕方などを解説していきたいと思います。

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お盆に飾る馬や牛の作り方

お盆に飾られる『馬』や『牛』について

お盆の時期になると、東北地方や関東地方などで主に飾られるキュウリやナスで作った『馬』や『牛』。

この「馬」や「牛」の正式な名前は『精霊馬(しょうりょううま)』『精霊牛(しょうりょううし)』と言います。
実際には「精霊牛」とはあまり言わず2つ合せて『精霊馬』と呼ぶのが一般的です。

お盆の時期になったら帰ってこられるご先祖様に対して、早く戻ってきてもらうために”足の速い”「馬」を用意し、また帰られる時には少しでも長くこの世のいてもらうために”足の遅い”牛にのって帰ってもらうという意味があります。

精霊馬の意味についてもっと詳しくはコチラを参照
お盆の馬や牛の意味は?地域ごとの違いや置き方について

素敵な意味が込められた『精霊馬』ですが、実際に作り方を紹介していきましょう!

お盆に飾る精霊馬や精霊牛の作り方

用意する物
・キュウリ……一本
・ナス…………一本
・割り箸、………二膳
(もしくは爪楊枝…八本)
キュウリもナスもまっすぐなものよりも少し曲がったりしているものの方が動物らしく見えてよいかと思います。
またキュウリやナスが大きな場合は割り箸を使い、小さな場合には爪楊枝を使用するといいでしょう。

精霊馬の作り方

①割り箸を割って、それぞれを半分の長さにカットして足になる部分を作る。
割り箸二本分で合計8本できます。
(爪楊枝の場合はそのまま8本使います)
※キュウリは馬なので足を長めにし、ナスは牛なので足を短めにすると見た感じも良いですよ。

②キュウリやナスのバランスの良い場所に挿したら出来あがりです。
足がやや開き気味になるように割り箸などを挿すと自立しやすくできます。
またナスで作る「精霊牛」の場合はヘタの部分を牛の頭に見立てるように挿していくとバランスよくできるでしょう。

③目になる部分を小さく開けて、小さめの小豆などを入れてお顔を作るのも良いでしょう。

お盆に供える馬や牛の飾り方

お盆の精霊馬の飾り方

キュウリやナスで作った精霊馬や精霊牛は基本的にお盆の間『精霊棚』に飾ります。

精霊棚(しょうりょうだな)とは?

「盆棚」とも言い、お供え物や故人の好きな物を置いてご先祖様を迎える棚のことです。
この精霊棚にはお盆の間ご先祖様の霊が滞在すると考えられています。

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精霊馬と精霊牛の飾り方

キュウリとナスで作った『精霊馬』や『精霊牛』ですが、この飾り方に関しては色々なあり、地域によってもかなり異なります。
いくつか方法を紹介するので、各家庭、または地域性にあったものを選ばれるのが良いでしょう。

仏壇に向ける飾り方

ご先祖様の霊を迎える「迎え盆」では馬や牛の頭を仏壇に向けるようにお供えします。
そしてご先祖様が帰られる「送り盆」では馬や牛の頭が仏壇の外側に向くようにお供えします。

東西南北に合せて並べる飾り方

ご先祖様の霊は東から来られると言われているので、それにあわせて馬を西向き、牛を東向きに置くという飾り方。

精霊馬を玄関に向けて置く飾り方

ご先祖様の霊が入り口からやって来るとする考え方から、精霊馬や精霊牛を玄関の方向に向けて並べる飾り方。

精霊馬と精霊牛が向かい合うような飾り方

「迎え盆」では馬と牛の頭が向き合うように並べます
「送り盆」では馬と牛の頭が外向きになるように置く飾り方です。

いつ飾るの?

精霊馬はご先祖様の霊を「お迎えするとき」と「お送りするとき」に乗ってもらう乗り物です。
なのでそのタイミングに合わせて飾ります。

しかし、この「飾るタイミング」にも色々な地域性があり時期も少しずつ変わっています。
◆関東地方
7月13日の『迎え盆』の朝に精霊棚を作り、その上に精霊馬を飾ります。
16日の『送り盆』で処分します。

◆東北地方・北海道地方
13日の『迎え盆』ではなく7月16日の『送り盆』に精霊馬を作って精霊棚にお供えします。
そしてその日に処分します。

お盆に飾る馬や牛の処分の仕方は?

お盆の間飾っていた精霊馬や精霊牛はキュウリやナスを使っているからといって食べてはいけません!!
お供えした物などは共に食べることで供養となりますが、精霊馬の場合はそうはなりません。
きちんとした処分の仕方をお伝えしていきます。

精霊馬の処分の仕方

・送り火で燃やす
・精霊流しとして川や海に流す
・お寺に奉納する

昔は川や海に精霊流しとして流すのが一般的でした。
しかし近年では川などが汚れるということで精霊流しができなくなった地区もあります。

また土に埋めたり、各自でお焚き上げをする方法もあります。
ですがそれらも環境問題の点から厳しくなっているようです。

菩提寺や近所のお寺などに相談すれば処分してもらえる場合もあります。

どの家庭であっても処分できる方法は、手を合せてから塩で清めて、家庭用のゴミとして処理する方法などがあります。
この場合さらに丁寧にする為に、処理する際に白い紙で包んでから処理する方法があります。

いつ片付けるの?

これにも地域性があるので地域や各家庭にあった日に方付けるのが良いでしょう。
・例えば東北地方などでは『送り盆』に精霊馬を作ってその日に処分したりします。
・16日がご先祖様が帰られる日なので、お盆が明けた後の17日以降に片付ける
・お盆を15日までとする地域では16日以降

いずれにせよ、キュウリやナスといった食べ物を使っているので、時期的にも衛生面が気になります。
お盆が明けたら早めに片付けられるのが衛生的にも良いでしょう。

 

「お盆に供える馬や牛の作り方と飾り方、処分の仕方は?」のまとめ

お盆にキュウリやナスなどで作る「馬」や「牛」について紹介しました。
精霊馬と呼ばれるお供え物は子供でも簡単に作ることができます。
お盆の時期にお子さんと一緒に作られるのも良いでしょう。

また飾り方に関しては、地域によっても色々と異なるので各家庭にあった方法で飾られるのが良いでしょう。
処分の仕方も色々とありますが、決して食べないようにしましょう。

いずれにしてもご先祖様への感謝の気持ちを忘れないようにすることが大切です。
お盆について調べておられる方の参考になれば幸いです。

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