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お彼岸に花をお供えするには?お墓参りの場合と仏壇の場合で解説

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「春分の日」「秋分の日」が近づくとお彼岸の時期ですね。
お彼岸になるとお墓参りに行く方も多いでしょう。

お彼岸にお花をお供えするときにどのようなお花を選べばいいのか迷うところです。

お墓や仏壇にお供えするのによいお花、お供えの仕方などについて解説します。

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お彼岸に「お花」をお供えするには?


「春分の日」と「秋分の日」を中日に挟んだ前後3日間は『お彼岸』です。
春と秋、1年には2度お彼岸があります。

お墓参りや仏壇にお供えするお花について見ていきましょう。

お彼岸でお墓参りや仏壇にお花をお供えするのにふさわしいのは?

お墓参りや仏壇にお供えするお花と言えば「菊」のイメージが強いと思います。
秋を代表するお花の「菊」ですが、日本の気候にあっているために一般的に「長持ちする」と言われています。
また古くから「邪気を払う」力があると信じられてきたのでお彼岸に限らずお供えされることが多いのです。

かといって必ず菊のお花でなければいけないということはありません。

お彼岸のお花をお供えする時の決まりごとは?

菊以外にもスターチス、白ユリ、トルコキキョウ、カーネーション、胡蝶蘭など見た目にも清楚な印象がある種類のお花を使うことが多いです。
一般的にはあまり派手すぎない季節の花で白色や淡い色の花がよいですが必ずこの花でなければならないという決まり事はありません。
故人が好きだったお花をお供えするといいでしょう。

お彼岸でお墓参りや仏壇にお供えするのに向いていない花の種類

お彼岸にお花をお供えするのに決まり事はありませんが、避けた方がよいとされるお花があります。
お墓参りにお花をお供えするのに避けた方がよい花

・トゲノある花
バラやアザミなどトゲのあるお花を避けましょう。
トゲのある花は仏花に適さないとされています。
触ると痛みのあるお花がご先祖様に届くのはよくないからでしょう。また管理する方がケガをする可能性もあるからです。

故人が特に好きだった花などの特別な理由がある場合は、トゲのない種類を選んだり、トゲを取るようにします。
また淡い色の品種を選ぶとお彼岸らしさも出るでしょう。

・毒のある花
水仙、スズラン、あじさいなど毒のあるお花も避けましょう。
トゲのある花と同様に毒のある花も適しません。死を連想させると同時にそのようなものをご先祖様に届けるようになるのは好ましくありません。
秋のお彼岸の時期に咲く「彼岸花」ですが、「彼岸花」も実は毒をもっているので、お供えするのはNGです。

・香りの強いお花
お花の香りもあの世まで届くとされるので、香りのよいものはご先祖様も喜ばれると思います。
しかし、あまりに香りの強いお花は神聖な場所であるお墓にふさわしくないとされ、また虫が寄ってきてしまうということから避けられます。

バラなどはトゲがあるのと同時に香りも強いのでやはり避けた方がいいでしょう。

・ツルがあるお花
朝顔のようなツルがあるお花も避けられます。
花立てにお供えしにくいのに加え、お供えしたとしても見栄えが良くありません。

・花ごと落ちるお花
椿などのように花ごと落ちるお花も避けられます。
花が落ちる様子が斬首をイメージさせるからです。武士の時代からの名残で武士にとってはとても縁起が悪いことなので避けられるようになりました。

・花粉の飛ぶお花
ユリなど花粉の飛ぶお花も避けましょう。
墓石に付着するとシミになって落ちなくなってしまうこともあります。

故人が好きだった場合などでお供えする時は購入するお花屋さんで花粉を綺麗に落としてもらうといいでしょう。
また仏花用に花粉を落としているユリが販売されていることもあります。

お彼岸について→お彼岸とは一体何?意味や由来を紹介。墓参りやおはぎについても解説

お彼岸にお墓参りするときのお花の供え方

お墓でのお彼岸の花のお供えする時の注意点

「入り花を折らぬ」という言葉があります。
お彼岸になるとご先祖様がお墓に戻られるために、お彼岸の前日までにお墓の掃除を終え、お花を供えて待つくらいの心がけが望ましいという意味になります。

ただ、都合がつかず前日までに出来ないことは多いと思います。
お彼岸になってからでないと行けない方も多いでしょう。
なので必ずしもお彼岸が来るまえに行かなければならないということではありません。

お彼岸にお墓で花をお供えする場合の仏花

お彼岸にお供えする仏花の相場は、一束500円~800円程度のものを左右に1対お供えするのでだいたい1000円~1500円程度です。
あまり高額でなくても大丈夫です。

お墓へのお彼岸の花のお供えの仕方

まずお花をお供えする前に、お墓やお墓周りを綺麗に丁寧に掃除をしましょう。
花立ても綺麗に掃除をし、きれいな水を入れてお花をお供えしましょう。

お花をお供えしたら、お線香を焚いてご先祖様や故人に感謝をし、家族の近況を報告したりします。
また時間帯としては、出来れば午前中にお参りすることが望ましいとされています。

お彼岸にお供えしたお花はどうすればいい?

お供えしたお花に関しては、霊園によっては管理をしてくれて、お花が傷んできたら処分してくれるところもありますが、なかには生花の持ち帰りを推奨している霊園もあります。
傷みやすかったり、虫が寄ってくる原因になるからです。

遠くて頻繁にお参りが出来ない場合などは、お参りの時間はお花を手向け、お供えし、お参りが終わったら帰る際に持ち帰るといいでしょう。
ただし、持ち帰った仏花は、再度仏壇などにお供えするのは好ましくありません。

一度お供えしたものなので、失礼になると考えられるからです。
なので自宅で自分たち用として飾ったりするのが良いでしょう。

お墓参りについて→お彼岸のお墓参りはいつ行くのか?服装や持ち物についても解説

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お彼岸にお花を仏壇の供えるには?

自宅のお仏壇の場合

お仏壇にお供えするお花も白や淡い色で作る花束が基本です。
故人がお亡くなりになって何年も経過している場合は明るい色のお花でも問題ありません。

もし故人にお好きなお花があったのなら、それがベストですね。
ただし、お墓の場合と同様にトゲのある花や毒のあるもの、香りの強いものなどはNGとされています。
特に故人がバラが好きだったなどの場合はトゲを取り除いて飾れば良いでしょう。

生花じゃなくてもよい?

またお仏壇にお供えするお花は生花でなければいけないということはありません。
忙しかったり家にあまりいなかったりなど、毎日の水の入れかえなどが出来ない場合もあるかと思います。

気持ちのこもったものであれば造花やプリザーブドフラワーなどでも大丈夫です。
これらは仏壇にお供えするときも花瓶に入れる必要も無く生ける手間もないので便利です。

お彼岸のお供え用のお花を送るときは?

お彼岸にお墓参りに行けず、御仏前にお供えしてもらうお花を送る場合は、お彼岸の法要があるのであればその前日に、また法要などの予定が特にない場合などはお彼岸が始まる期間の前日に届くようにお花を送りましょう。

春のお彼岸が3月21日であれば「彼岸入り」の前日「3月17日」に、秋のお彼岸が9月23日であれば「彼岸入り」の前日9月19日に届くようにするといいでしょう。

お供え用のお花の相場としては3000円~5000円程度が多いようです。

こちらもプリザーブドフラワーなどを選ぶと受け取った方がお花の管理をしやすく、花瓶に入れかえたり、生ける手間もいらないので便利で喜ばれる傾向にあります。

お供え物について→お彼岸のお供え物には何がいい?のしの書き方や相場についても解説

「お彼岸に花をお供えするには?お墓参りの場合と仏壇の場合で解説」のまとめ

お彼岸にお花をお供えするには季節にあったもので白色や淡い色の花を選ぶといいでしょう。
またお供えするのにふさわしくないトゲのあるものや毒のあるもの、香りの強いものなどは避けるのがマナーです。
できればお彼岸が始まる前日の午前中にお参りするのがよしとされており、お墓、お墓周りを綺麗に丁寧に掃除してから綺麗な水に入れかえお供えするのがいいでしょう。
仏壇に飾る場合も同じようにふさわしくないお花は避けて、故人の好きだったお花を飾るのがベストです。が故人の好きな花がバラなどだった場合は、飾るのをやめるのではなく、トゲを取って飾れば大丈夫です。
お墓参りに行くことが出来ずに、お供えのお花を送る場合などは、プリザーブドフラワーなどを送ると管理する方の手間がかからないので喜ばれる傾向にあります。
次のお彼岸にはゆっくり時間をかけてお墓参りをし、お花をお供えして、ご先祖様や故人に感謝し近況報告などをするのはどうでしょうか?

「おはぎ」と「ぼたもち」に関して→お彼岸にお供えするおはぎとぼたもちの違いは?夜船と北窓とは?>

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