春日大社での七五三のお参りに行ってきました!
初めての「七五三」。
気になる初穂料や混雑具合、また駐車場についてご紹介していきます。
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春日大社での七五三参り ご祈願と初穂料について
先日、11月4日(月)に息子の5歳の七五三参りに奈良県の春日大社へ行ってきました!
行ったのは月曜日ですが文化の日の振替休日ということで祝日になっており、しかも「大安」ということもあったので混雑を予想して朝9時くらいには到着するようにしました。
ですが、既に奈良公園付近には観光客なども含めて結構な数の人が訪れていました。
どうやら奈良国立博物館で「正倉院展」が行われていたようで博物館の入り口付近には朝9時くらいの時間でかなりの行列が出来ていました。
春日大社本殿の駐車場に車を停め本殿へと向かうと『七五三受付』の案内板がたっているので、それにそって歩いていきます。
参道を歩いて行くとすぐ左手に『伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)』があります。
表参道を本殿へと向かって歩いていきます。
参道の両脇にはたくさんの燈籠が並んでいます。
実は春日大社は燈籠の数が日本一多い神社なのです!
駐車場からは5分ほど歩くと回廊が見えてきます。
春日大社正面の楼門「南門」に到着です。
表参道から歩いて回廊内に入る時にくぐる門になります。
春日大社の回廊は国の重要文化財に指定されています。
案内板にそって歩いて行くと『七五三御祈祷受付』の場所があります。
春日大社 七五三ご祈願について
春日大社での七五三御祈祷に予約はいりません。
長机の上に用意された『七五三祈祷申込書』に「子供の名前(ふりがな)」と「生年月日」「七・五・三にあてはまる年齢」「性別」「住所」「父母の名前(ふりがな)」を記入し、となりにある門の中に入って渡します。
春日大社 七五三御祈祷 受付時間
受付時間は朝9時から夕方16時までとなっています。
僕たちが訪れたのは9時を少し回ったくらいだったかと思いますが、どうやらまだ始まっていなかったようで門は空いているのですが門の前で待つことに。
なんと順番は1番でした!
春日大社 七五三御祈祷 初穂料
門の中に入ると初穂料の受付場所があるので、そこで『七五三御祈祷申込書』と一緒に初穂料を渡します。
春日大社のHPを見てみるとご祈願料金に
中祈祷:10000円
大祈祷:30000円
特別祈祷:50000円
特別大祈祷:100000円
とあるので「一体どれがよいの?」と思っていたのですが、
実際行ってみると受付場所に『七五三 初穂料 5千円』としっかり書かれていました。
春日大社での七五三の初穂料は小祈祷の5千円となっています。
春日大社 祝七五三 千歳飴
初穂料を払うと『祝七五三』と描かれた袋がもらえました。
きっと千歳飴だろうなあと思って中を見てみると……。
こんなにたくさん入っていました!
「千歳飴」と「弓矢」
他にも「じゆうちょう」「クーピー」「おりがみ」が入っていたので子供も喜んでいました。
『春日大社』と書かれた白い箱の中にクーピーが三色入っています。
こんなにたくさん入っているとは思わなかったのでちょっとビックリしました。
初穂料を払って奥に進むと、祈祷が始まるまで建物の前で待つことに。
春日大社には本当にたくさんの燈籠があります。
春日大社 七五三のご祈祷
七五三の御祈祷は何組かずつでまとめてされます。
だいたい8~10家族ぐらいがひとまとめになって呼ばれたように思います。
祈祷をしてもらえる建物内は撮影が禁止されていたので写真はありません。
建物に入ると長いすがたくさん置かれた列が3列ほどあり、奥から順番に座っていきます。
前面は舞台のようになっており、その上から全員まとめて祈祷をしてもらえます。
その際に申込書に書いた「住所」や「名前」を呼んで祈祷してもらえるので最初に提出する時に書き間違わないように注意しましょう!
御祈祷は思ったよりも長くはなく、だいたい10~15分ほどで終わったと思います。
春日大社での七五三参り 社頭の大杉
七五三の御祈祷が終わると外では色んなところで家族での写真撮影が行われていました。
中でも人が多かったのが、『社頭の大杉』と言われる杉の大木の前です。
目通り周囲8.7mで高さはなんと25mにもなる大きさで、樹齢は800年~1000年と言われています。
この立派な樹木の横の階段で記念撮影をしてる家族が多く、順番待ちになっていました。
春日大社での七五三参り 境内の様子
七五三の御祈祷が終わったら案内板に従って境内を見て回ることが出来ました。
春日大社 中門(ちゅうもん)・御廊(おろう)
約10mの高さがある『中門』です。
大きいので御本殿のようにも見えますが、これは本殿の直前にある楼門になります。
『御廊』は中門から左右に約13m延びています。
春日大社 風宮(かぜのみや)神社
御本殿の真西にある風を司る神様です。
春日大社 椿本神社
御本殿の北西にあります。
春日大社 後殿各社参拝所
『春日大社後殿各社参拝所』は春日大社の本殿北側にある末社群を参拝するための場所です。
『後殿御門』上に賽銭箱などが設けられています。
明治期に閉鎖されてから近年まで封鎖され続けていたらしく、参拝することが出来なかったのですが、近年約140年ぶりに開門され参拝できるようになりました。
春日大社『本殿』の裏手にあり、小さな門が開いていて、この門の正面から参拝する形になります。中には入れません。
杉本神社
海本(かいもと)神社
栗柄(くりから)神社
八雷(はちらい)神社
春日大社 宝庫
朱塗の校倉造りの建物です。
御本殿をお飾りする御神宝(鏡、太刀、鉾、弓矢など)が納められており普段は封印されています。
春日大社 藤浪之屋(ふじなみのや)
このカーテンの奥は真っ暗な部屋になっており、中にはたくさんの燈籠が灯されていました。
静かで神秘的な空間に美しく燈籠が浮かび上がっています。
写真なので明るくなりましたが、本当はもっともっと暗いです。
春日大社での七五三参り 混雑具合は?
僕たちが訪れたのは11月4日(月)ですが祝日の「大安」でした。
昼に近くなればなるほど相当な混雑になると予想していたのでなるべく早く向かうようにしました。
9時から受付が始まるのでそれよりも早く向かうつもりでいたのですが、実際着いたのはちょうど9時くらいでした。
春日大社に着くまでに、奈良公園の辺りにはすでにけっこう人数の観光客が来ていました。
車で向かったのですが氷室神社あたりくらいからほんの少し信号待ちで混んだくらいで、日曜などのお昼に比べたら全然マシでした。
祈祷が終わったのが9時半くらいだったかと思いますが、帰り道の参道もこんな感じでした。
人は多かったのですが混雑している感じはありませんでした。
11月10日の日曜日も「大安」なのですが、そちらは七五三である11月15日に一番近い日曜日の「大安」ということもあり、もう少し混雑すると思われます。
色々調べてみると、やはり11月15日付近の土日は混み合うようです。
お昼前には駐車場もいっぱいになってしまうことがあるようなので、朝早めに行くか、少し時期をずらして10月後半や11月の前半にするか、もしくは平日に行くようにすれば混雑を避けられるのではないでしょうか。
・平日に行く
・時期をずらす(10月後半や11月前半など)
駐車場も一番春日大社本殿から近い駐車場に停めようとすると11月15日付近の土日祝は混雑が予想されます。
奈良公園付近にもタイム-パーキングはありますが、参道を含めてけっこう歩くことになります。
お子さんが着物などの慣れない格好をしていたりすると本殿に着くまでにかなり疲れてしまったり、時間がかかってしまうでしょう。
できれば春日大社の本殿から一番近い駐車場に停めたいところです。
そうなるとやはり、朝一の時間帯や平日など、あるいは少し時期をずらしていくことをおすすめします!
春日大社での七五三参り 駐車場について
春日大社の駐車場は10月、11月の土・日・祝日になると結婚式・御祈祷・七五三詣専用となります。
駐車場に入るところで係員の方に
「七五三で来ました」
というと、料金も取られずに
「そのまま中へどうぞ」
と案内されました。
なんと駐車場の料金が無料なのです!!
普段の駐車料金は乗用車で1000円になります。
これが無料なのは嬉しいですね!!
11月~2月 7:30~16:00
収容台数 バス・乗用車 100台
駐車料金 乗用車 1000円
春日最寄り駐車場
こちらはけっこう目立たない場所にある駐車場で駐車料金も任意料金になっていますが、
推奨料金として
1日 500円
がお願いされています。
それでもかなり安い設定になっています。
約400mほどの山道を歩いていくことになります。
春日大社へは他にも少し離れれば、タイムパーキングなどたくさんの駐車場はあります。
が、やはり普段とは違い七五三で慣れない格好をしているお子さんにとっては、あまり長い距離を歩くことは負担になり、神社に着いた頃にはかなり疲れてしまうかもしれないので、できれば春日大社から近い駐車場をおすすめします。
「春日大社へ七五三参りに行きました! 初穂料や混雑、駐車場を紹介」のまとめ
春日大社での七五三参り、11月の祝日の大安でしたが、たいした混雑にも巻き込まれずにスムーズに終えることができました。
初穂料などもハッキリと料金が分かったので安心しました。
最寄りの春日大社駐車場の料金も無料だったのでアクセスもとても便利でした。
帰りには子供も鹿とふれあうことが出来たので、春日大社へ七五三参りに来て本当に良かったと思います。
春日大社での七五三参りをお考えの方の参考になれば幸いです。
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