奈良県奈良市にある鹿で有名な奈良公園。
実は桜の名所でもあります。
咲いている種類も豊富で、たくさんのおすすめスポットがあります。
2019年の開花予想も含めご紹介していきましょう。
Table of Contents
奈良公園の桜 おすすめ場所
奈良公園といってもとても範囲は広く、咲いている桜の種類も豊富です。
また場所によって咲く時期も違い、色々な楽しみ方ができるでしょう。
おすすめの場所をいくつかご紹介していきましょう。
・東大寺東塔跡
・浮御堂
・興福寺
・茶山園地
・若草山
春日野園地
奈良公園の中でも最も広い多目的広場なっており、飛火野に次ぐ大きさの芝生が広がる場所になってます。
西には東大寺大仏殿があり、東には若草山を広く望むことができ、季節の移り変わりを楽しめる景色の美しい場所です。
また鹿もたくさん見ることができ「The 奈良」といった場所でしょう。
桜もたくさん植えてあり園地を取り囲むようにソメイヨシノを見ることができます。
東大寺東塔跡
東大寺東塔跡は600年以上前に東大寺にあった東西二つの七重塔の跡です。しかもこの東西の塔はなんと高さ100メートルもあったそうです。
大仏殿中門から手向山八幡宮の方に向かって歩いて行った途中南側にあります。
この東大寺東塔跡の周辺はソメイヨシノや八重桜を楽しむことができます。
この東塔跡の桜を見に訪れる人は以外に少なく穴場となっています。
浮御堂周辺
東大寺や春日野園地からも南へ歩いて10分くらいの距離にあります。
途中片岡梅林を通り抜けて行くこともできます。
鷺池(さぎいけ)の中に建つ浮御堂は奈良公園の中でも美しい「水辺の風景」になっており、カメラを持った人たちで賑わいます。
周辺にはたくさんの桜の木が生えており、池のほとりから浮御堂へ歩いて行ける木の橋のたもとに咲くソメイヨシノも非常に見事です。
池に映り込む浮御堂と桜の共演も大変美しく、また夜間にはライトアップもされ、昼間とは違った幻想的な雰囲気へとなります。
池には貸しボートもあり、30分900円で乗ることができます。
桜の花びらが浮かぶ水面から、下から見上げる浮御堂や桜も楽しむことができます。
興福寺
五重塔で有名な興福寺、その中でも「北円堂」の南側、「南円堂」の北側には見事な奈良八重桜が咲き誇ります。
奈良の八重桜は奈良県の県花でもあり百人一首にも登場します。他の桜に比べると開花の時期は4月下旬~5月上旬頃と遅くなります。
よく晴れた日に見える五重塔を背景にした桜の風景は、その色のコントラストが鮮やかで大変美しいものになっています。
奈良市のメインストリートでもある三条通や東向き商店からも比較的近い場所にあるので行き帰りの食事や買い物などもしやすいのではないでしょうか。
茶山園地
奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~の東側にある緑地です。
少し北東にある若草山の入山ゲート近くはソメイヨシノが多く見られますが、この茶山園地では奈良九重桜を楽しむことが出来ます。
奈良九重桜は奈良八重桜と似ているのですが奈良八重桜よりも咲く時期が早く、ソメイヨシノが散り始めた頃に咲き始め、例年四月中旬頃に満開を迎えます。
満開時に「葉桜」が見えるのが特徴で、つぼみの頃が濃い紅色で花が開くと薄い桃色へと変化します。
若草山
奈良公園から見える山全体が”芝生で覆われた山”が『若草山』です。
若草山へは徒歩の場合「北入山ゲート」と「南入山ゲート」とありますが山頂まで歩いていったとしても「登山」というほどのものではなく、公園内を頑張って登るくらいの感覚でいけると思います。
若草山には約300本の桜が植えられており、山麓沿いに植えられた桜が綺麗ですが、山頂から眺める東大寺や奈良市内を一望しながらの桜見物もオススメです。
また車の場合は奈良奥山ドライブウェイを通って15分ほどで山頂までいけます。
ドライブウェイの沿道は桜の名所になっており、桜のトンネルをくぐって登っていくことができ、山道の途中には大仏ビューポイントもあり、桜と一緒に見える大仏殿の景色も美しいものになっています。
大人(中学生以上)150円
小人(3歳以上)80円
30名以上の団体 大人120円・小人60円
障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名の入山料金は障害者手帳を示せば免除されます
営業時間
午前9時~午後5時
開山期間
3月第3土曜日~12月第2日曜日
新若草山コース(入り口から若草山頂の往復コース)
営業時間8:00~23:00(12/1~3/15は8:00~22:00)
二輪車 370円
軽自動車520円
小型自動車520円
普通自動車520円
マイクロバス1300円
大型車2080円
新若草山コースは自動車専用道路なので、自転車・歩行者は通行できません。
奈良公園の桜 開花予想2019
2019年の開花予想ですが西日本は例年並みかやや遅めの開花になりそうです。
奈良公園の桜の2019年の開花予想日は4月4日頃になりそうです。
五分咲きが4月6日 満開は4月8日 桜吹雪になるのが4月12日頃でしょう。
奈良市の平年の開花は3月29日頃、満開は4月5日頃になっているので、例年よりは少し遅めとなります。
2018年の奈良県の開花日は3/24で満開日が3/29と早めだったので、去年に比べると2019年は少し遅めの開花となりそうです。
ただ、奈良公園の桜はシダレザクラから奈良八重桜と咲く時期の異なる桜がたくさん見ることが出来ます。
おそらく2019年も3月20日前後には氷室神社のシダレザクラが一番早く開花し、満開を迎えるでしょう。
そしてその後続くようにソメイヨシノが咲き始め満開を迎え、4月に入ると奈良九重桜、奈良八重桜と順に綺麗な花を見せてくれることでしょう。
奈良公園の桜マップ
・春日野園地・東大寺東塔跡・浮御堂周辺・興福寺・茶山園地・若草山
奈良公園の桜おすすめスポット!開花予想2019と周辺マップのまとめ
奈良公園内やその周辺ではたくさんの桜が見られます。
シダレザクラ、ソメイヨシノ、奈良八重桜、奈良九重桜、それぞれ美しく違った魅力を持っています。
また早朝や、晴れた午後、夜のライトアップなど見る時間によっても違った魅力を感じることが出来るでしょう。
2019年の開花予想は4月4日となっています。
奈良公園近辺に桜の満開を目指して訪れられた場合、もし満開を逃したとしても別の桜の満開が見られたりすることもあると思います。
また運よくソメイヨシノの満開日に訪れることができれば、一カ所だけではなく奈良公園内や若草山なでをゆっくり歩いて、色んな景色の中に咲く桜の美しさに触れるのも良いかと思います。
奈良公園近辺での桜巡りの参考になれば幸いです。
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