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吉野の桜を下千本で見る!見所はや所要時間についても紹介

投稿日:2019年1月30日 更新日:

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吉野山の桜のスポットについて。
たくさんのエリアがある中から、今回は吉野山の入り口にあたる『下千本エリア』を紹介します。
絶景ポイントや世界遺産も含め、いくつかの見所や所要時間についてもまとめてみました。

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吉野の桜を下千本で見る!

吉野の桜下千本
吉野山の入り口にあたるのが今回ご紹介する『下千本エリア』になります。
標高は約230m~350mなので上千本や奥千本に比べると比較的低くて歩いてまわることを考えてもまわりやすいエリアになるでしょう。

吉野の山にはヤマザクラを中心に約200種30000本の桜が咲き誇り山を覆っていきます。
その光景は、千本の桜が一目で見渡せるという例えで「一目千本」と呼ばれるほどです。
吉野に咲く桜の多くはシロヤマザクラと言う日本古来の品種です。
開花と同時に赤茶けた若葉を出すのが特徴です。

その中でも下千本エリアは開花時期も一番早く例年では4月初旬から開花し、末にかけて中千本・上千本・奥千本と咲いていきます。

下千本へのアクセス

◇電車で来られる場合は最寄りの駅である近鉄『吉野駅』からすぐそばにあるロープウェイ千本口駅からで約3分で下千本エリアにあるロープウェイ吉野山駅へすぐに着きます。

◆ロープウェイが運休中の場合や混雑している場合でも徒歩でゆっくり歩いても約30分くらいで下千本エリアに着きます。

□車の場合も下千本駐車場から徒歩15分圏内で色々見ることができますが、観桜期の土日などは駐車場がバス専用になり、乗用車の駐車ができないことがあるので注意が必要です。
4月に入ってからの土日は「パークアンドバスライド」が実施される場合があります。その場合は郊外駐車場に停め、そこからシャトルバスで下千本駐車場や中千本公園まで来ることになります。

■シャトルバスの運行時間は8:00(駐車場発)~17:30(吉野山発)になっており、郊外駐車場の駐車場料金は1500円になります。
またシャトルバスは運賃無料になっています。(情報は2018年)

吉野の桜の下千本での見所

それでは吉野山の桜、下千本エリアでの見所を紹介していきましょう。

下千本エリアのおすすめの見所

吉野の桜、下千本エリアの見所
・嵐山
・下千本展望所
・お野立ち跡
・金峯山寺
・南朝皇居跡

嵐山

吉野山の玄関口、車で来られる方の駐車場になる「下千本駐車場」のすぐそばにある小高い山は『嵐山』と呼ばれています。
京都で有名なあの「嵐山」のもとになった場所です。
この周辺は吉野の中でもしだれ桜が多い地域になっています。しだれ桜は他の桜よりも早めに開花するので3月の終わり頃から桜を楽しむことができます。
亀山天皇が「いつでも吉野の桜を見られるように」とこの山の桜を京都に移植したそうです。
また谷をへだてた東側の桜の山を『ホウヅキ尾』といって、これが京都の『保津峡』のもとになっています。

アクセス
所要時間:近鉄吉野駅から徒歩約20分
下千本駐車場からすぐ

下千本展望所

嵐山の近くにあるこの展望所からは桜の風景と供に世界遺産・蔵王堂を遠くに観ることもできます。
展望所の東側に見える山は先ほど説明した『ほおづき尾』と呼ばれており、京都の『保津峡』の由来となった山です。

展望所は24時間立ち入り可能になっており、入るのも無料です。
NHKのお天気カメラが展望所に特設され、ニュース番組で全国に中継される場所でもあります。

アクセス
所要時間:近鉄吉野駅から徒歩約20分
下千本展望所からすぐ

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お野立ち跡

こちらも展望台になります。
下千本駐車場から七曲坂を上りきって右方面に歩いてすぐのところにある展望台です。
正式名称は『昭憲皇太后・御野立跡』といいます。
明治天皇のお妃であった昭憲皇太后がこの場所から桜の風景をご覧になった事から名付けられたのです。
ここからは七曲坂の桜を眼下に見ることができます。
ベンチもあるので休憩にもよい場所になっています。

アクセス
所要時間:近鉄吉野駅から徒歩約20分
下千本駐車場から徒歩約1分

金峯山寺

金峯山寺・蔵王堂は修験道の総本山として知られる寺院で世界文化遺産にも登録されています。
また蔵王堂は吉野山のシンボル的存在で木造古建築として日本で二番目の大きさを誇っています。
その大きなお堂は上千本からも見ることができる大きな仏堂になっています。
境内には『四本桜』と呼ばれる有名な桜もあります。
国宝である『仁王門』は高さ20mにもなる楼門です。

アクセス
所要時間:近鉄吉野駅から徒歩約30分
下千本駐車場から徒歩約15分

南朝皇居跡

世界遺産金峯山寺にすぐ西側にあるこの『南朝皇居跡』は今から約700年前の南北朝時代に皇居が建てられていた歴史的スポットになります。
後醍醐天皇が幕府に対抗し天皇中心の政治を復活させようと政治改革に努めていた場所です。
現在は三重の塔が立ち、「枝垂れ桜」や「ソメイヨシノ」などの桜との共演を楽しむこともできる人気のスポットになっています。

この辺りは夕日スポットとしても吉野山屈指の場所になるため、日没前には幻想的な風景を見ることができます。
24時間立ち入り可能になっており、無料で入ることができます。

アクセス
所要時間:近鉄吉野駅から徒歩約30分
下千本駐車場から徒歩約15分

吉野の桜の下千本での所要時間

吉野の山の桜見物、下千本エリアだけなら電車で来られる場合も、車で来られる場合も3時間くらいでもけっこう回ることができると思います。
電車の場合は近鉄吉野駅から徒歩で回ったとしても、3時間あれば色々なスポットをゆっくり見て回ることができると思います。
また車の場合でも下千本駐車場からなら徒歩圏内にたくさんのスポットがあるのでゆっくり見て回っても3時間あれば十分に見ることができるのではないでしょうか。

ただ観桜期の土日などは乗用車を下千本駐車場に停めることができない場合があるので、その時は郊外駐車場に停めてシャトルバスでの移動になります。
その場合も下千本駐車場までシャトルバスで来ることができるので、下千本エリアのみを見て回るのなら比較的短時間でたくさん見て回れるかと思います。

しかし何日かに分けて見られるので無い限りは、やはりせっかくの吉野山の桜は1日かけてでもたっぷり味わってもらいたく思います。

まとめ

下千本エリアの見所やアクセスに仕方、所要時間について紹介させていただきました。
他にも中千本エリアや上千本エリア、奥千本エリアとそれぞれに見所はたくさんあります。
訪れる時期にどのエリアが満開なのかにもよりますが、下千本エリアが満開の時期であれば、中千本まで行って上から見下ろす桜風景を楽しむのもよいかと思います。
色んな楽しみ方のできる吉野の山の桜、せっかくなので見に来られるのであれば、二つのエリアは見ておきたいところです。
吉野の桜を存分に楽しむことのできる参考になれば幸いです。

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