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お彼岸のお供え物には何がいい?のしの書き方や相場についても解説

投稿日:2018年12月13日 更新日:

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春と秋にあるお彼岸。
ご主人の実家などに帰省される方もおられると思います。

お彼岸のお供え物に何を持って行けばいいのか迷われることも多いでしょう。
のしは必要?何て書けばいい?お供え物の相場はどのくらい?

といった疑問をお持ちの方もけっこういるのでは?

お彼岸のお供え物についてご紹介していきます。

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お彼岸のお供え物には何がいい?

基本的にお供えをするのに決まりはありません。
故人が好きだった食べ物やお酒、遠方から訪問するのであればその土地の名産品などを選ぶのもいいでしょう。

ただし、できれば時間が経ってもあまり問題のない「日持ちのする物」が喜ばれると思います。
他にもご家族やご親戚が多く集まるような家庭では、お供えした物をみんなで分けて持ち帰ることもあります。
そういった場合もふくめて「日持ちが良く分けやすい物」がおすすめです。

春には「ぼたもち」秋には「おはぎ」がお彼岸のお供え物としては代表的ですが、自宅で作ってお供えする分にはよいのですが「訪問する際のお供え物」としては鮮度が落ちやすいので訪問するのであれば控えたほうが無難です。
なので、日持ちのする「和菓子」や「洋菓子」、「缶ビール」や「缶ジュース」「缶詰」のセット、または乾物である「そうめん」などが贈りやすい品物になるでしょう。

「ぼたもち」や「おはぎ」についてはコチラ→お彼岸にお供えするおはぎとぼたもちの違いは?夜船と北窓とは?

お彼岸のお供え物、のし紙の書き方は?

お彼岸のお供え物、「のし紙」をどうすればいいか迷われると思います。
まずは「のし紙」ついて知るところから始めましょう。

お供えの「のし紙」について

「のし紙」には【慶事用】と【弔事用】があります。
かけ紙の右上にあるマークのことを「のし」といいますが、「のし」はお祝い事にしか使用しません。

のし紙とは贈答品を包む時に使われる【かけ紙に「のし」「水引」「表書き」を印刷した紙】のことです。
法事のお供えものには「のし」の印刷されてない「弔事用ののし紙」が使われます。

お店で品物を購入する際は「のし」の入っていない水引だけが印刷されたかけ紙をかけてもらいましょう。
特に指定をしなくても、購入の時に「お彼岸のお供え物」であることを伝えておけば、お店の方が対応してくれると思います。

弔事用ののし紙について
弔事用ののし紙には地方によってマナーに違いがあります。

水引の色
関東では「黒と白」や「黒と銀」あるいは「双銀」の水引が一般的で
関西では「黄色と白」に水引もよく用いられています。

お供え物をする先方が住んでいる地域にあわせて水引を選ぶのも小さな心づかいでしょう。

水引の本数
奇数の水引は慶事用
偶数の水引は弔事用

となるので、お彼岸などの弔事では「偶数の水引」になります。

まあ心配しなくても、基本的に印刷されている「のし紙」ではその場にあった水引の本数がちゃんと印刷されています。

水引の結び方
蝶結びは簡単に解くことができるため、何度あっても良い行事で使用されます。
結び切りは結び直すのか難しいので繰り返すことを良しとしない行事などで使われます。

となるのでお彼岸では「蝶結び」のものが良いでしょう。

表書き
表書きには「御供」と書くのが一般的です。
また水引の下には自分の名前を書きますが、フルネームで書いた方が贈り主が誰なのかが分りやすいのでいいです。
ただし、身内に贈る場合は誰からなのかが分かればよいので、同じ名前の方がおられないのであれば下の名前だけでも良いでしょう。

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お彼岸のお供え物の相場はどのくらい?

お彼岸のお供え物の相場は目安として合計3000円~5000円程度が一般的です。
合計というのは「お供え物」と「お線香」を合わせてされる方もおられるからです。

もし大変お世話になった方への場合などは予算を増やしてお供えするのも良いでしょう。

現金を供えるのは?

お彼岸のお供え物に現金を選ぶのもありです。
その場合もお品物と同様に3000円~5000円くらいが相場になります。

不祝儀袋の中に入れ贈りましょう
お供え物と現金の両方をする場合は、表書きが重ならないように注意しましょう。
お供え物に「御供」としているなら現金の方は「御仏前」とするなどして重ならないようにします。

お寺にお参りに行ってお供えする場合
日持ちのするお菓子などが一般的ですが、お寺や地域によって様々だったりします。
また、お供え物を選ぶのに迷ってしまたり、買う時間がなかった場合などもあるかと思います。
そういった場合にも現金でお供えするというのは選択肢の1つになります。

 

「お彼岸のお供え物には何がいい?のしの書き方や相場についても解説」のまとめ

お彼岸のお供え物に持って行くものは「日持ちのよい」もので、なおかつ「分けやすい」ものが良いでしょう。
お菓子や、缶ジュース、缶ビール、あるいは乾物であるそうめんなどが良いでしょう。
お供え物にかける「のし紙」は弔事用ののし紙にして、表書きには「御供」とし、自分の名前を書いて渡すようにします。
金額の相場はだいたい3000円~5000円くらいになってます。現金でされる場合は不祝儀袋に入れて渡すのがよいでしょう。
お彼岸にお供え物を持って行く際の参考になれば幸いです。

お彼岸について→お彼岸とは一体何?意味や由来を紹介。墓参りやおはぎについても解説
お墓参りについて→お彼岸のお墓参りはいつ行くのか?服装や持ち物についても解説
お供えするお花について→お彼岸に花をお供えするには?お墓参りの場合と仏壇の場合で解説

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