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お彼岸のお墓参りはいつ行くのか?服装や持ち物についても解説

投稿日:2018年12月14日 更新日:

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春と秋、3月と9月にはお彼岸があります。
お彼岸にはお墓参りをしますが
「いつに行けばいいのかよく分からない」
という方もおられるのではないでしょうか?

いつお墓参りに行くのか?服装や持ち物についても解説していきます。

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お彼岸のお墓参りはいつ行くのか?

お彼岸は「春と秋」1年に2度あります。
それぞれ「春分の日」、「秋分の日」を「中日」とした前後3日間の計7日間がお彼岸になります。
2019年のお彼岸は次のようになります。

2019年 春のお彼岸の時期

彼岸入り 中日 彼岸明け
2019年 3月18日(月) 3月21日(木) 3月24日(日)

2019年 秋のお彼岸の時期

彼岸入り 中日 彼岸明け
2019年 9月20日(金) 9月23日(月) 9月26日(木)

なぜお彼岸にお墓参りに行くの?

お彼岸の中日にあたる「春分の日」「秋分の日」は太陽が真東から昇り真西へ沈みます。
昼と夜の長さが同じになるのが、「春分の日」と「秋分の日」です。
仏教では「彼岸」とはあの世のこのであり、また極楽浄土のことを指すのですが、極楽浄土は西の方角にあるとされています。
この世である「此岸」とあの世である「彼岸」の距離が最も近づくのが「春分の日」「秋分の日」になるとされているのです。
なので、その日にご先祖様や故人を近くに感じ、敬い、偲ぶためにお墓参りをします。

「初彼岸」とは

人が亡くなり四十九日が過ぎてから迎える最初のお彼岸のことを「初彼岸」といいます。
四十九日前に「お彼岸」を迎えたとしてもそれは一般的には「初彼岸」とは言いません。
ちなみに、「お盆」に関しても同様に四十九日を過ぎてから最初の迎えるお盆を「初盆」と言います。
「初彼岸」だからといって、特になにか決められたことはありません。
普段のお彼岸と同じように家族でお墓参りにいって故人やご先祖様を供養できればいいですね。

お彼岸のお墓参りはいつ行くのか?

お彼岸の期間中であればどの日を選んでも問題ありません。
中日にあたる「春分の日」と「秋分の日」が祝日になるのでこの日に行く方が多いようです。

お彼岸のお墓参りの時間はいつがいい?

時間にも特に決まりはありません。
ただし一般的には
「お墓参りは午前中が良い」
とされています。
『他の用事よりもお墓参りの時間を優先することがご先祖様を敬う上で大切』という意味があるからです。
また午前中にいくことでたっぷり時間をかけてお墓参りすることができます。

お墓参りをする目的はご先祖様や故人を大切に思い偲んで供養することです。
家族の近況を報告したり、心を合わせることにも十分に時間をかけてお参りしたいですね。

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お彼岸について→お彼岸とは一体何?意味や由来を紹介。墓参りやおはぎについても解説

お彼岸のお墓参りの服装は?

お彼岸にお墓参りに行くときに気になるのが服装かもしれません。
礼服を着ていったほうがいいのか?普段着でもいいのか?といったところですが

普段着で構いません。

法要などがある場合は礼服を着るのがマナーになりますが、お墓参りに行くだけなら普段着で問題ありません。
むしろ、お墓参りでは草むしりをしたりお墓の掃除をするので普段着のような格好の方が汚れを気にすることなく動くことができます。

ただし、あくまでも「お墓参り」に行くのですからあまり派手な格好はふさわしくはありません。
キラキラが多いアクセサリーや短パンにサンダルのような肌の露出が多くなるような服装も控えるのがマナーです。

 

お彼岸のお墓参りの持ち物について

お彼岸のお墓参りの持ち物に関してですが、普段のお墓参りととくに差はありません。

お墓参りに用意する持ち物

・お線
・ろうそく
・ライター
・お花
・お供え物
・お茶
・タオル、ブラシ等の掃除道具
・ゴミ袋

お線香やろうそく、お花などは霊園に売っている場合もあります。
ハサミなどがあるとお花の長さが長かったときに役立ちます。

墓石の彫刻部分を掃除するときは短い毛がついたブラシや歯ブラシなどがあると便利です。
彫刻の部分以外はタオルやスポンジなどで綺麗にそして丁寧に掃除しましょう。

また墓地の周りの状態によってはスコップ等草刈りができる道具が必要な場合もあります。
枯れ葉やロウソク、お線香の燃えかすなども取り除きゴミ袋に入れて帰りましょう。
霊園にゴミ箱があれば分別をして捨てて大丈夫ですが、ない時は必ず掃除で出たゴミもゴミ袋に入れて持って帰りましょう。

お供え物やお茶などもお参りが終わったら必ず持ち帰るようにしましょう。
そのまま置いて帰ると、カラスなどが荒らす原因になってしまう可能性があります。

お彼岸のお供え物について→お彼岸のお供え物には何がいい?のしの書き方や相場についても解説
お供えするお花について→お彼岸に花をお供えするには?お墓参りの場合と仏壇の場合で解説

「お彼岸のお墓参りはいつ行くのか?服装や持ち物についても解説」のまとめ

お彼岸のお墓参りは「お彼岸」にあたる「春分の日」と「秋分の日」を中日とした前後3日間の計7日間の期間に行きます。
できれば午前中にお参りしましょう。
服装は普段着で構いませんが、あまり派手な格好はマナーとして控えましょう。
持ち物は「お線香、ろうそく、お花」など霊園で売っているものもありますが、「タオル、草刈り道具」など霊園にないものは家から用意して持って行きます。
お供え物はお参りが終わったら持って帰るようにしましょう。またゴミもゴミ箱がない場合は必ず持って帰るようにしましょう。
お彼岸のお墓参りがご先祖様や故人をしのび敬ういい機会になればいいと思います。

お彼岸にお供えする「おはぎ」「ぼたもち」について→お彼岸にお供えするおはぎとぼたもちの違いは?夜船と北窓とは?

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