引越しで新生活の始まり!
気分も新たに新しい生活を迎えるにあたって早く済ませておきたいのが「引越しの挨拶」です。
一人暮らしの女性で引越しの挨拶に行くのに不安がある方もたくさんおられるでしょう。
挨拶なしも無愛想だし、かといって女性の一人暮らしが知られるのもどこか不安になると思います。
女性の一人暮らしの場合、引越しの挨拶はした方がいいのかそのあたりについてまとめてみました。
Table of Contents
引越しの挨拶、一人暮らしの女性の場合はどうする?
引越しの挨拶をなぜするのか?
まずそもそもなぜ引越しの挨拶をするのかについてです。
普段の生活の中で隣近所の方たちとすれちがったり、顔を合わせることもあると思います。
また、普段の生活の中で生活音や振動などで隣近所の方に迷惑がかかってしまうこともないとは言えません。
特に集合住宅の場合などは音や振動も伝わりやすいので注意も必要になってきます。
近所の方とすれちがったり、こうした生活音や振動が聞こえてきた場合に、挨拶を済まして誰なのかがはっきりわかっている場合と、どこの誰だか全く分からない場合とではまったく相手のもつ印象は変わってきます。
それは逆に自分に置き換えてもそうでしょう。
挨拶をされていなかった場合、急に見ず知らずの人と同じマンションですれ違ったり、同じフロアに入ってきていると思うとどこかこわくはないでしょうか?
あるいは、夜中に帰宅をする方で、深夜の生活音がして少しうるさかった場合でも、最初の挨拶時に「夜中に帰宅するので気をつけますが少しうるさかったら申し訳ございません」などのやりとりがあれば、少し印象もかわるかもしれません。
そういった意味でも挨拶をしておくことで「ご近所付き合い」とまではいかなくても「ご近所との関係」が円滑にいく手助けになります。
一人暮らしの女性の場合はいらない?
このような「ご近所との関係」を円滑にするのであれば、賃貸、分譲に限らず、一軒家やマンションだろうと「引越しの挨拶」をすればいいのです。
では、なぜ一人暮らしの女性の場合は迷うのか?
隣近所の方たちが良い方ばかりだと問題ないのですが、中には変わったかたもいるかもしれません。
そういう人に「女性の1人暮らし」ということが分かってしまうと、のちにストーカ被害に発展したりする場合もあるので挨拶に行くは控えたほうが良いとされています。
一人暮らし専門のマンションやアパートは引越しの挨拶をしない?
こちらも防犯上挨拶を控えたほうがいいということもあるのですが、そもそも表札を出している方自体が少なく住んでる方の多くが「他人と関わりをできるだけ持ちたくない」と思われていたり、「宅急便や宅配以外でのチャイムに対応しない」という場合が多いのです。
また、住んでおられる方の生活リズムも様々で、何度挨拶に行っても留守にしておられることが非常に多いと思われます。
特に都会などで一人暮らしの方が多いマンションなどは、そもそも「引越しの挨拶」をするという感覚がほとんど無い方が多いです。
挨拶に行く場合
どうしても自分の中のポリシーで「引越しの挨拶」をしておきたければ、兄弟を一緒に連れていったり、ご両親などと挨拶に行くのをおすすめします。
挨拶を同行してくれる方にあらかじめ引越しのお手伝いもお願いしておき、引越し荷物の搬入が始まるタイミングで「お騒がせしてすみません。このたび……」と同行してくれる方と一緒に挨拶をすれば挨拶もしやすいでしょう。
また搬入で忙しい事が相手にも伝わるので、もし挨拶のお相手から色々と聞かれたり、長時間になりそうで困った時にも「引越しの途中なのですみません」と言えば、挨拶の切り上げもしやすくなります。
引越しの挨拶が必要な場合
引越しの挨拶をしておいた方がよい場合もあります。
マンションなどの1人暮らしでも、住まわれるマンションが少し広めの部屋になってくると、マンションに住まわれている方もファミリー層やご夫婦2人といった家族構成の方が増えてくると思われます。
こう言った場合は、「礼儀」としても引越しの挨拶をしておいた方が良いですし、むしろ挨拶をしておくことで何かトラブルがあった時に助けてもらえることにもつながり、逆に防犯上、頼りになってくるでしょう。
ファミリー層やご夫婦住まいの方が多いマンションの場合は引越しの挨拶をしておきましょう。
他にも「女性専用のマンションやアパート」や「女性専用の寮」などであれば、その後のお付き合いのことも考え挨拶をしたほうがよいこともあります。
もし住まわれるマンションがファミリー層も単身者もたくさんいて…というような場合にどうすればいいか迷われた時は管理人さんや不動産会社の方に尋ねてみるのがいいでしょう。
引越しの挨拶の品物は?
引越しの挨拶をする場合であれば、引越しの当日から2,3日以内を目安に、挨拶回りをしましょう。
引越し当日に品物を用意するのも慌ただしく大変なので、前もって用意しておくことをおすすめします。
まず、引越し作業前に管理人さんや大家さんへ挨拶に行き、今から引越し作業をすることを伝えると作業も円滑に進むでしょう。
そして引越し作業が終わったら、改めて管理人さんや大家さんへ挨拶いき、その時に挨拶の品物を渡すといいでしょう。
ご近所の方などへはできれば引越しの当日に、遅くとも引越しから2,3日以内を目安に挨拶に行きましょう。
回る範囲はマンションやアパートの場合だと両隣と上下の部屋が一般的です。
品物は日持ちのするお菓子やお茶、タオルなどの日用品や特産物などがいいでしょう。金額は管理人さんや大家さんへは1000円~2000円程度のもの、ご近所さんへは500円~1000円程度のものを選ばれる方が多いです。
引越しの挨拶、一人暮らしの女性の場合は必要?するなら?品物は?のまとめ
引越しの挨拶はご近所付き合いを円滑に進めるためにもしたほうが良いのですが、一人暮らしの女性は例外です。
「私は女性の一人暮らしです」というのをわざわざ見ず知らずの人間に知らせることになってしまい、防犯上のリスクを高めてしまいます。
ストーカーなどの被害などにならないためにも、女性専用の寮やマンションでない限り極力さけたほうがよいでしょう。
そもそも単身者の場合は引越しの挨拶をしない方のほうが多くなってきているので、引越しの挨拶をしなかったことで生活に悪影響が出ることもないと思われます。
もし、仮に挨拶に行かれるのであれば、兄弟やご両親などと一緒に行きましょう。そして「女性の一人暮らし」という事はわざわざ伝えなくてもいいでしょう。
挨拶に行く場合は両隣と上下の部屋が基本です。
挨拶回りの品物は大家さんや管理人さんへや1000円~2000円、ご近所さんへは500円~1000円程度のもので、日持ちするお菓子や、日用品、などがおすすめです。
新しい生活が気分も新たに気持ちよくスタートできる参考になれば幸いです。
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