念願のマイホーム購入。
新しい家にに引っ越した時に頂いた「新築祝い」や「引っ越し祝い」
これらのお祝いのお返しってどうしたらいいのでしょうか?
「新築祝いのお返しはいらない」なんてことを聞いたこともあるかもしれませんが、実際の所はどうなんでしょうか?
また両親からもらった場合などにはどうすればよいのか?
お返しをする場合の金額の相場などについても解説していきたいと思います。
Table of Contents
新築祝いのお返しは必要?
「新築祝いのお返しはいらない」なんてことを聞いたことがあるかもしれませんが、これは大きな間違いです。
正確に言うとするなら
「新築祝いのお返しに必ず品物を贈る必要はない」と言えばいいでしょうか。
決してお祝いのお返しを何もしなくていいという意味ではありません。
新築祝いのお返しに内祝いの品物を贈る必要がない場合
基本的にはお祝いを頂いたらお返しをします。
ただ、新築祝いでお祝いを頂いた場合は、御礼の仕方が内祝いの品物を贈ることだけではないのです。
お披露目の意味もかねて、ご自宅へお招きをして食事やお酒をふるまう「おもてなし」をします。
この「おもてなし」が新築祝いを下さった方への「お返し」になります。
なので、この「おもてなし」をした方などへ、改めて内祝いを贈ったりをする必要はないということなのです。。
新築のお披露目
新しい家に引っ越しをして、荷ほどきをし、色々な手続きなどが終わり落ち着いた頃にご自宅へお招きをします。
お披露目をするのは明るいお昼の時間帯に招待をするのが一般的です。
「お披露目」なので家や家の中を日が明るいうちに見てもらうことが目的なのです。
新居に引っ越しをしてから1~2ヶ月以内の昼間の時間帯にするようにしましょう。
新築祝いに物をもらっていた場合
新築祝いになにか物をもらっていた場合、家に飾っておきましょう。
例えば、お皿などをもらっていたのであればお披露目のおもてなしの料理をのせるお皿に使ったりします。
またコーヒーメーカーや電子レンジなど家電製品を頂いていたのなら、キッチンの見えやすいところに置きお招きした際に使うと喜ばれるでしょう。
他にも何か飾れるような物を頂いていたのなら、目の届くところに飾ったりするようにすればお祝いを下さった方に喜んでいただけるでしょう。
お帰りの際
来て下さったゲストの帰り際にちょっとして手土産を渡せばなお良いでしょう。
高価な物でなく、1000円までの焼き菓子やコーヒーのドリップタイプのセットやお茶の葉などでいいと思います。
「新築内祝い」や「内祝い」と書いたのし紙をかけお渡しします。
必ず手土産を渡さなければいけないわけではありませんが、こういったちょっとしたことでさらに喜ばれ好印象にもなるでしょう。
新築祝いのお返しが必要な場合
・遠方の方の場合
・新築祝いに高額なお祝いを頂いた場合
新築のお披露目パーティに招待する予定がない場合
お相手の方の都合が合わずお披露目パーティに招待できなかった場合やお相手の方との関係がホームパーティへ呼ぶほどの間柄でない場合などは、後日に新築祝いのお返しとして内祝いを贈るようにしましょう。
遠方の方の場合
遠方の住んでおられる方の場合ご招待するのにも大きな労力やお金を使わせてしまい迷惑がかかることもあります。
こう言った場合も内祝いの品物を贈るようにしましょう。
新築祝いに高額なお祝いを頂いた場合
身近な親戚の方や会社の上司などから高額なお祝いを頂くこともあります。
そのような場合はお披露目パーティに招待するだけではお返しが頂いたお祝いに対して少なすぎるので、別途内祝いを贈りましょう。
その際手書きのメッセージなんかを添えるとなお良いでしょう。
新築祝いのお返しを親へする場合
親や親戚のかたから新築祝いを頂いた場合もお返しはします。
親への新築祝いのお返し
親から頂いたの新築祝いが高額だった場合、お返しの相場である「お祝いの金額の1/3から半分程度」にはこだわる必要はありません。
親からの新築祝いの場合は「援助したい」という気持ちが込められているので、お返しが多すぎるとその気持ちを返されたようになってしまうこともあります。
気持ちをありがたく受けとって
「新生活の役に立つように使わせてもらいます。ありがとうございます。」と心からの感謝を伝えましょう。
そして、なるべく早く新築のお披露目に招待しましょう。
なお、親から頂いた高額な新築祝いのお返しは、お祝いの金額の10%を目安にしておくと良いでしょう。
親戚への新築祝いのお返し
親戚の方からも高額な新築祝いを頂くことがあります。
その場合は「お祝いの金額の1/3から半分程度」を目安に内祝いを贈られるとよいでしょう。
その際「現金」を内祝いで贈るのは失礼に当たるので避けましょう。
おすすめはカタログギフトです。
カタログギフトはお食事、旅行など選べる種類も豊富なので喜ばれるでしょう。
新築祝いのお返しの金額はどのくらい?
新築祝いのお返しの金額の相場はお祝いで頂いたものの「3分の1から半額程度」になっています。
もらったものとほぼ同額のものや、もらったもの以上の額の品を贈ると、「お祝い」を突き返すといった意味になってしまい、相手に対して失礼にあたります。
なので、この相場の中で1人1人にあった内祝いの品を選ぶようにしましょう。
昔ながらの新築祝いのお返しの品
新築祝いのお返しの品には昔から「習慣」があります
新築祝いは建物が完成したことをお祝いします。
その建物を「入れるもの、器」として「グラスやコーヒーカップ」などを贈るのが主流でした。
他にも「家を焼かない」という意味で「焼かん=やかん」とし「やかん」を贈ったり、「火に強い物」として「鍋」などを贈ることもあるそうです。
最近人気の新築祝いのお返しの品
内祝いの額の予算に合わせて選べるカタログギフトがあります。
お返しする相手が自由に好きな物を選べ、贈る側も品物選びに迷うことがないので人気です。
「新築祝いのお返しは必要?親や親戚への場合のおすすめや金額も紹介」のまとめ
新築祝いのお返しは「新しい家のお披露目パーティ」に招待することでお返しします。
その際家の中に頂いた物を置いて使ったり、飾ったりすると喜ばれるでしょう。お帰りの際にはちょっとした手土産を渡すとなお良いと思われます。
高額なお祝いを頂いた場合やお披露目パーティにご招待できなかった方などへは頂いたお祝い金の3分の1から半額程度の額の品物を内祝いとして贈るようにしましょう。
昔からの定番はコーヒーカップなどの「入れ物や器」です。他にもカタログギフトなどは相手が好きな商品を選べ贈る側も品物選びに迷うことがないので人気があります。
親から頂いたお祝いに関しては、「援助したい」という気持ちが込められているので、3分の1から半額程度のお返しをすると「その気持ちを返していることになる」ので心からの感謝を伝え、新生活の役に立つように使わせていただきましょう。
親から頂いた新築祝いが高額だった場合は、お返しをするなら頂いた額の10%を目安にするといいでしょう。
親戚からもらった場合も3分の1から半額程度を内祝いとしてお返しするのが良いです。その際もカタログギフトであれば、お食事や旅行なども選べる物も多いので喜ばれるでしょう。
新築祝いのお返しの参考になれば幸いです。
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