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宇陀市の佛隆寺の桜情報、開花情報や他の名所も紹介

投稿日:2019年2月3日 更新日:

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奈良県宇陀市には桜の名所がいくつかあります。
今回はその中から『佛隆寺』の桜をご紹介していきます。
また開花情報も含め他の名所もいくつか紹介していきましょう。

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宇陀市の佛隆寺の桜情報

宇陀市佛隆寺の桜

佛隆寺について

奈良県は宇陀市、榛原赤埴(はいばらあかばね)にある真言宗室生寺派の寺院です。室生寺南門として本寺と末寺の関係にあります。

平安時代前期の嘉祥年(850年)に空海の高弟、堅恵(けんね)により創建されたと伝わってますが、奈良県興福寺の修円が創建したともいわれています。
どちらにしても1100年以上の歴史をもつ寺院です。

本堂の背後には「宝形造」という様式の「石室」があり、その中には堅恵の墓とされる「五輪の塔」があります。
本尊は十一面観音です。

大和茶発祥の地

空海が806年に唐から持ち帰ったお茶の種子を宇陀に植えてお茶の製法を伝えたことが「大和茶」の起源とされています。
またその際に持ち帰った茶臼は佛隆寺に現在も保存されています。

佛隆寺に咲く千年桜

宇陀市佛隆寺の大きな千年桜
春になると佛隆寺の境内の石の階段の途中にはひときわ大きな桜が咲きます。
幹の周囲7.5m 高さ16m そして樹齢900年を超える見事な桜の木です。

宇陀市佛隆寺の千年桜の根の部分
根株から2mのところで11本にも分岐している巨大な木で、この巨大な桜は『千年桜』と呼ばれており、奈良県下で最大・最古の桜として有名です。

またこの桜の古木は奈良県の天然記念物の指定も受けています。

千年桜の種類と佛隆寺に咲く花

千年桜の種類は「ヤマザクラ」と「エドヒガシ」の雑種の『モチヅキザクラ』という珍しい種類になります。
佛隆寺にの境内には他にもピンク色の綺麗なしだれ桜や樹齢約450年にもなる長十郎ナシの原木、イチョウの巨樹もあります。

佛隆寺でゆっくりと桜観賞

宇陀市佛隆寺に咲く桜色々
佛隆寺の境内にはベンチも置かれており、休憩スペースもあります。
桃色に染まるしだれ桜を見ながらの休憩や、お茶を飲んだりお弁当を食べながらゆっくりと桜観賞もいいでしょう。

宇陀市佛隆寺へのアクセス

<電車の場合>

京都方面からのアクセス

(例1)
『京都駅』(橿原神宮前行き 急行 乗車)~『大和八木駅』(名張行き 急行 乗り換え)~『榛原駅』
料金:大人/1070円 小児/540円
所要時間:約1時間40分

(例2)特急利用の場合
『京都駅』(橿原神宮前行き 特急 乗車)~『大和八木駅』(賢島行き 特急 乗り換え)~『榛原駅』
料金:大人/1070円+特急料金 900円 計1970円
料金:小児/ 540円+特急料金 450円 計 990円
所要時間:約1時間10分

大阪方面からのアクセス

(例1)
JR『大阪駅』環状線~『鶴橋駅』下車
近鉄『鶴橋駅』五十鈴川行き 急行 乗車~『榛原駅』
料金:大人180円+750円 計930円
料金:小児 90円+380円 計470円
所要時間:約1時間20分

(例2)特急利用の場合
JR『大阪駅』環状線~『鶴橋駅』下車
近鉄『鶴橋駅』賢島行き 特急 乗車~『榛原駅』
料金:大人180円+750円+特急料金900円 計1830円
料金:小児 90円+380円+特急料金450円 計 920円
所要時間:約1時間5分~1時間15分

駅からのアクセス

近鉄『榛原駅』下車 奈良交通バスに乗り換え
◆奈良交通バス 「上内牧行き」「曽爾村役場行き」 乗車 約13分 『高井停留所』下車 徒歩約30~40分

<車の場合>
名阪国道針IC~国道369号線経由~伊勢本街道~高井(高井からは看板通りに進む)~佛隆寺
駐車場:10台ほどあります

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宇陀市の桜の開花情報

桜の花:白から薄い桜色で花弁は五枚一重で小輪。

開花時期:『モチヅキザクラ』の開花時期は4月中旬ごろです。

例年の見頃:4月中旬

桜の種類:『モチヅキザクラ』『しだれ桜』

拝観時間:09:00~16:30

ライトアップ:日没~21:00

拝観料:入山料200円 桜維持保護協力金(任意)

駐車場:10台分あります

トイレ:2カ所あります

例年の人出:約5000人

宇陀市の桜の名所を紹介

宇陀市には他にも桜の名所があります。
ぜひ佛隆寺に来られる際に一緒に見て回られることをおすすめします。

又兵衛桜

又兵衛桜と桃の木
宇陀市の本郷に咲く大きな「枝垂れ桜」は別名『本郷の瀧桜』とも呼ばれ、奈良県の桜の名所の中でも人気のスポットです。
くわしくはコチラ→花見の名所 奈良の又兵衛桜について。アクセス方法や駐車場をご紹介

大野寺のしだれ桜

奈良県大野寺のしだれ桜
樹齢300年の『小糸しだれ桜』の古木2本と『紅しだれ桜』が人気のスポットです。
くわしくはコチラ→奈良県大野寺の桜情報!開花時期や見ごろについても紹介

西光寺のしだれ桜

樹齢約300年の「しだれ桜」は別名『城之山桜』と呼ばれています。
また大野寺の桜の親木とも伝えられています。
例年の見頃は4月中旬ごろです。

悟真寺(ごしんじ)のしだれ桜

榛原の山手にある、樹齢200年の「しだれ桜」です。
古桜が伊勢本街道や内牧川を見下ろすように垂れています。

岩端、芳野川の桜

芳野川の上流に1㎞に渡って続く150本の桜並木です。
桜に囲まれて鯉のぼりが泳ぎます。

天益寺(てんやくじ)のしだれ桜

鎌倉末期から室町時代に創建された本堂は残念ながら火事で全焼したため現在は再建にむけて取り組まれています。
境内に咲く枝垂れ桜は大宇陀の町並みを見下ろす高台にあり、樹齢は約350年と言われており『又兵衛桜』と同時代の古木です。

水分桜

宇陀水分神社の近く、国道166号線、芳野川沿いの堤防500mに咲く約100本の桜並木です。
夜には提灯の灯りに灯された幻想的な夜桜を楽しむことも出来ます。

「宇陀市の佛隆寺の桜情報、開花情報や他の名所も紹介」のまとめ

宇陀市の佛隆寺の桜情報についてご紹介しました。
樹齢900年にもなる大きな古木は『千年桜』と呼ばれており奈良県下で最大・最古のもので、県の天然記念物の指定も受けています。
桜の種類は『モチヅキザクラ』という珍しい種類で「ヤマザクラ」と「エドヒガシ」の雑種になります。
開花時期は例年4月の中旬頃になっており、桜の花は白から薄い桜色で花弁は五枚一重で小輪です。
宇陀には他にも桜を楽しめるスポットがたくさんあります。いくつか紹介させていただきましたが、佛隆寺をごらんになられる時はぜひ他のスポットもいっしょにご覧になられることをおすすめします。
奈良県での桜の観賞の参考になれば幸いです。

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