いよいよお子さんの保育園の運動会!
子供の成長する姿を見るのは楽しみですが、保護者代表の挨拶を頼まれてついつい引き受けることに……。
一体何をどう言えばいいのやら……でドキドキしている方もおられるのでは?
しかしここはお子さんの前でかっこいいママを見せたいところ!
そんなあなたに、保育園の運動会、開会式での挨拶で押さえておきたいポイントと例文をご紹介します。
また緊張を和らげる方法や”もしもの雨の場合”についても紹介していきましょう!
Table of Contents
保育園の運動会での挨拶~開会式で押さえておきたいポイント
保育園や幼稚園の運動会の開会式で挨拶をする際に押さえておきたいポイントがあります。
運動会の主役は保育園や幼稚園の子供たちです。
幼児にも分かるような簡単な言葉を使って話すことが大切です。
・ゆっくりと聞き取りやすいように元気に話す
緊張してまうと早口になったり、声が小さくなってしまいがちです。
話している相手が自分のお子さんだと思って、ゆっくりと元気に、そしてはっきりとした口調で話しましょう。
・長すぎずに簡潔に話す
たくさん詰め込んで話しても子供たちには長い時間じっと聞いていられる集中力はありません。
特に小さなお子さんたちはいまいち意味も理解できないかもしれません。
また運動会の時期にもよりますが、暑い中で長時間挨拶を聞くのはつらいこともあるでしょう。
長くても2分以内に収まるようにしましょう。
・先生方、保護者、来賓の方への挨拶も忘れずに
準備をしてくださった役員や先生方、応援に来られた保護者や来賓の方への挨拶も忘れないようにしましょう。
・最後にお辞儀をする
挨拶が終わったらお辞儀をして下がりましょう。
来賓席や保護者席に向けてお辞儀すると好印象にもなります。
運動会の開会式での挨拶の構成
①あいさつ
挨拶の入り口はまさに元気よく「あいさつ」から始めます(笑)
「園児のみなさん、おはよーございますっ!」(この後に子供たちが「おはよーございますっ!」と返事しやすいように間をあけましょう!
もし子供たちの挨拶が小さかったら、めげずに
「あれ?元気がないねー(笑)もう1回!おはよーございますっ!」
と言って子供たちの元気な返事をもらうくらいまでしてみるのもいいでしょう。
②自己紹介
「○○組の○○(フルネーム)の母(父)の○○です。」
「○○組の役員の○○○○(フルネーム)です。」
③その日の天気について
<晴れの場合>
「今日は青空が広がる運動会日和の天気になって良かったですね!」など
<曇りの場合>
「今日は少しお空が曇っていますが、みんなの元気で曇り空を吹き飛ばしましょうね!」
④子供たちへ向けた言葉
子供たちへ向けての言葉を話すので、より明るく元気にそしてはっきり話しましょう。
子供たちが「はーい!」と返事してくれることもあるので、間をあけてゆっくり話しましょう。
「今日は今までたくさん練習してきたことを思い出して頑張って下さいね!」
「みんなで楽しい運動会にしましょうね!」
「いっぱい練習したかけっこや、ダンスをお父さんお母さんに見てもらいましょうね!」
「一緒に頑張ったお友達のこともいっぱい応援しましょうね」 など
そして子供達への挨拶が終わったら
【保護者や先生、来賓の方々への言葉】
を述べる前に、子供たちへ
「それでは園児のみなさんはちょっとだけ待ってて下さいね。」や
「今からお母さんやお父さん、そして先生の皆さんへ挨拶があるのでみんなはいい子で待ってて下さいね。」
などと言って、保護者や先生、来賓の方々への挨拶へと続けるのもいいでしょう。
⑤保護者や先生、来賓の方々への言葉
<保護者や来賓の皆様へ>・保護者や来賓の方々への労いの言葉を伝えましょう。
「今日は、お忙しい中運動会にお越し頂きありがとうございます!」
「早朝から運動会の準備に携わって下さった役員の方々、ご苦労様でした!」
「早い時間からのお弁当作りも大変だったのではないでしょうか?(笑)」
「お子さんの成長した姿をご覧になって楽しんで下さい」
・保護者が参加する競技などがある場合は積極的に参加を呼びかけるのもいいでしょう。
「ご家族参加の競技もあるので、ぜひお子さん達と一緒に参加して楽しんで下さい!」
・ビデオカメラやスマホでの撮影をする方がたくさんおられます。
中には撮影に夢中になるあまり、すごく近くまで行ってしまわれる方がおられたり、妨げになってしまう場合もあります。
「周囲の迷惑にならないようにお願いします」
「競技の邪魔にならないように注意をお願いします」
「お互い譲りあうようご協力下さい」
などと注意事項を伝えておくのもいいでしょう。
<先生方へ>
・先生方へは日頃の感謝の気持ちを伝えるのが良いです。
「毎日、熱心に子供たちを指導して下さっている先生方にこの場をお借りしてお礼申し上げます。」
⑥締めの言葉
最後に締めの言葉を言ってお辞儀をして終わります。
「それではみなさん元気よく頑張りましょう!」
「みんなでいっぱい楽しみましょう!!」
「ケガをしないように気をつけて頑張りましょう!」
挨拶をする時は原稿はなるべく持たずに!
挨拶の内容を忘れてしまうのがこわかったり、どうしても覚えられない場合は原稿を持っておくのもいいでしょう。
頭が真っ白になって、何も出てこなくなるよりは原稿を見ながらでもちゃんと挨拶できたほうがよいです。
目線が下に行ってしまうので声が出にくくなります。
・子供たちに伝わりにくい
原稿を見ながら読んでしまうと子供達と目が合わないので気持ちや内容が伝わりにくくなります。
・長くなりがち
覚えられる程度の長さの挨拶が好ましいです。
覚えられない場合はもしかしたら内容がたくさん詰まりすぎなのかもしれません。
緊張を和らげる方法
これらのことをふまえて、文章を決め本番に臨みたいところですが、心配なのはやはり”緊張”でしょう。
いくらいい文章が出来ても、緊張して声が小さくなってしまったり頭が真っ白になってしまってはもったいないですよね?
いくつか緊張を和らげる方法を紹介しておきましょう!
<本番までのトレーニング方法>
◆前もってイメージトレーニングをしておく
1週間ほど前から実際に自分が話している映像をイメージして、挨拶する練習をしてみましょう。
保育園の送り迎えをする際に、実際そこで挨拶している自分をイメージしておくことで、少しは本番で落ち着くことができるでしょう。
どんな服を着て、どれくらい人が来ていてなど、できる限り具体的にイメージするのがよいでしょう。
◆事前練習をしっかりして挑む
「緊張する」原因の1つは”心配する要素が多い”ということもあります。
「頭が真っ白になったらどうしよう…。」「間違えたらどうしよう…。」などマイナスなイメージを持ってしまうからです。
心配事をなくすにはやはり繰り返し練習したりすることで自信を持つことが一番です。
◆丸暗記はしなくていい
もちろん覚えるのが得意な方は”丸暗記”でいいかと思います。
しかし、緊張するタイプの方であれば、もし本番で頭が真っ白になったら言葉が出てくなくなります。
挨拶で伝えたい要点だけを書いたカンペを作っておけば、いざというときにそれを見れば大丈夫です。
また「カンペ」があるという安心感で少し緊張を和らげることも出来るでしょう。
<当日のトレーニング方法>
◆深呼吸する
意識的に大きく深呼吸しましょう。
時間をかけてゆっくりとした深呼吸です。
呼吸が整うことで緊張が和らぐことがあります。
◆お子さんのいる場所を見つけておく
挨拶する台に上り、緊張してしまったらお子さんを見つけましょう。
そしてお子さんに話しかけるように話し出すといつもの調子にもどることもできるでしょう。
◆開き直る!
緊張は当たり前!間違えてもいい!気にしない!
「なるようになる!」くらいの思いを持つと、不思議と緊張が解けて気持ちが楽になることがあります。
いつもの平常心に戻ることができれば緊張せずに向かうことが可能です。
それではこれらのことをふまえて例文を紹介しましょう!
運動会の開会式での挨拶の例文
例文その1
みなさん おはようございます。
(園児が返事をしやすいように間を開けて)
○○組の役員の○○○○です。
今日はお天気にも恵まれ、運動会にぴったりの日になりました!
みなさんが運動会のためにいっぱい練習してきたことを今日はお父さんやお母さんにたくさん見せて下さいね。
頑張って出来る人~?(「はーい!」と園児の返事)
いい返事ですね!
では楽しい運動会になるようみんな頑張りましょうね!
それでは今から大人の人たちとお話があるので、みなさんは少しだけ待ってて下さいね!
(ここからは少し話す速度を上げてもいいでしょう)
ご来賓の皆様、保護者の皆様、本日は運動会に参加していただきありがとうございます!
(保護者やご来賓の方のおられる方を向いて話しましょう)
朝早くからお弁当の準備などで大変だったとは思いますが、今日はぜひ成長したお子さんの頑張る姿をいっぱいご覧になって笑顔をもらって下さい。そしてたくさん応援してあげて下さい。
またビデオカメラやスマホで頑張っているお子さんの姿などを撮影される方もたくさんおられると思いますが、撮影に熱中するあまり周囲の方の迷惑にならないようにだけお願いいたします。
最後になりましたが、本日早い時間から運動会の設備や準備に携わって下さった役員の方々、またこの日のために熱心に子供達を指導して下さった園長先生をはじめ諸先生方にはこの場を借りてお礼申し上げます。
(役員の方、先生方のほうを向いて)
それではみなさん、お待たせしました。
(ここでまた園児の方をむいてゆっくりな口調に戻します)
今日1日ケガのないように、そして素晴らしい運動会になるようにがんばりましょう!
(園児が返事をしやすいように間を開けて)
保護者代表の○○○○です。
今日はみなさんが待ちに待った運動会。
少しお空は曇っていますが、みんなの元気で曇り空を吹き飛ばしましょうね!
年少さん(○○組さんや○○組さん)にとっては初めての運動会!
そして年長さん(○○組さんや○○組さん)にとっては保育園(幼稚園)での最後の運動会になりますね!
今まで頑張って練習してきたかけっこやダンスをする姿をお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんにたくさん見てもらいましょうね!
それでは今から大人と人とお話があるので、みなさんは少し待っていて下さいね。
ご来賓の皆様、保護者の皆様、本日は朝早くから運動会にご参加いただき誠にありがとうございます!
(保護者やご来賓の方のおられる方を向いて話しましょう)
今日はお子さんたちの練習の成果をいっぱいご覧になってお楽しみ下さい。
そして、ぜひ温かい声援を贈ってあげて下さい。
午後には保護者参加の競技もございますので、どうぞ積極的に参加の方もよろしくお願いします。
またお忙しい中準備をして下さった役員の方々、そして日々熱心に指導をして下さっている先生方、この場をお借りして感謝申し上げます。
ではみなさん、最後まで元気よく頑張りましょう!
(お辞儀をして下がります。)
保育園の運動会での挨拶~雨の場合について
楽しみな運動会が残念ながら「雨になってしまう」なんてこともあります。
中止されることもあれば、保育園によっては体育館へ場所を変え運動会が開催されることもあります。
運動会が雨になった場合の挨拶についてもご紹介しましょう。
運動会が雨になった場合の挨拶で押さえておきたいポイント
・雨になったことでプラスなことを言う
「今日は体育館での開催ということで、屋根があるので雨に濡れる心配はありません。思いっきり楽しみましょう!」
「保護者の皆様、雨の中の運動会となりましたが、体育館での開催ということでお子さんのお洋服が泥んこになることはないのでお洗濯の際の心配は少なくなりました!(笑)」
・雨の中、参加して下さった方々への感謝を述べる
「本日はお足元の悪い中ご参加いただき誠にありがとうございます!」
・雨の中、開催できたことへの喜びやお礼
「残念ながら雨になりましたが、中止することなく開催できたことを嬉しく思います。」
「体育館での開催ということで、急いで準備して下さった役員の方々や先生方に感謝申し上げます。」
運動会が雨の場合の開会式の挨拶の例文
(園児が返事をしやすいように間を開けて)
○○組役員の○○○○です。
今日は残念ながら雨になってしまいましたが、中止することなく開催できて大変うれしく思います。
お外での運動会はなくなりましたが体育館は屋根があるので濡れる心配もないので安心ですね!
保育園のみなさんは、今日までいっぱい練習してきたことを思い出して、頑張って下さい!
そして、今日はみんなの頑張ってる姿をおうちの方にたくさん見てもらいましょう!
ご来賓の皆様、保護者の皆様、本日はお足元の悪い中運動会に参加していただきありがとうございます!
(保護者やご来賓の方のおられる方を向いて話しましょう)
本日は成長したお子さんの姿をいっぱいご覧になってどうぞ応援してあげて下さい。
雨の中の運動会となりましたが、今日は泥んこになることはなさそうなので帰ってからのお洗濯の心配はしなくて大丈夫そうですね。
また本日は雨ということで急遽体育館での開催に向け、早い時間から設備や準備に携わって下さった役員の方々、また日頃より熱心に子供達を指導して下さっている園長先生をはじめ諸先生方にはこの場を借りてお礼申し上げます。(先生方のほうに向き直して)
それではみなさん、お待たせしました。
今日は雨を吹き飛ばすくらいの元気で頑張って素晴らしい運動会にしましょう。(お辞儀をして下がります。)
「保育園の運動会での挨拶~開会式の場合~例文や雨の場合も紹介!」のまとめ
保育園の運動会での開会式の挨拶について色々とご紹介しました。
かわいいお子さんの前でママの格好いい一面を見せるとお子さんにとっても自慢のママになるでしょう。
緊張を和らげる方法もご紹介したので、ぜひ何度も練習をして本番に挑んで下さいね!
素晴らしい挨拶に向けての参考になれば幸いです。
関連記事
⇒保育園の運動会での挨拶~閉会式の場合~例文や雨の場合について!
⇒保育所と幼稚園の違いについて|また保育園という呼び方で変わること
⇒七五三のお参りはいつ行く?予約は必要?写真撮影についても紹介
⇒七五三のお参りの服装の選び方やマナーについて!レンタル?購入?
⇒春日大社へ七五三参りに行きました! 初穂料や混雑、駐車場を紹介